2018.09.21 採用ブログ

後輩の学生に向けて「就活の上手な進め方」を来年入社予定の19年卒2人に聞いてみた!【前編】

後輩の学生に向けて「就活の上手な進め方」を来年入社予定の19年卒2人に聞いてみた!【前編】

こんにちは!サービシンク採用広報の石井です。先日経団連から新卒採用について新たに発表がありました。内容は2021年新卒採用の広報・面接解禁時期が変更」となっており、今までの就活スケジュールが変わります。

学生は就活の進め方を先輩から聞いて活動しているかと思いますが、この発表によりそれが通用しなくなりました。また2020年は東京オリンピックの開催年度でもあるので、関連企業の採用スケジュールは影響されます。

そうなった時に大学2年生・3年生前期の早期からスケジューリングし行動していく必要が出てきます。そこで今回は、来年4月入社予定の19年卒2名へと「どういった形で就活を行うとベストか?」をテーマに座談会を実施しました!先輩学生からのアドバイスとして、今後の就職活動の参考にして頂ければと思っております!

まずはメンバー紹介です!

目次

①就活はいつから始めるといいの?

②具体的にはどんな活動をしていたの?

③活動する上での気にしておくべきポイント

①就活はいつから始めるといいの?

2019年卒は主に「リアライブ」社の採用イベントへと参加し、採用活動を行なっていました。以後会話の中で出てくるイベントは、採用イベントを指しています。

石井
2人はいつから就活を始めたの?
熊谷
僕の場合は1月中旬~後半ですね。
石井
そうだよね、熊谷とは初回のイベントで会ったもんね。イベントは何で知ったの?
熊谷
大学の友達から「絶対に1回は参加した方が良い」と言われたのがキッカケですね。
石井
そうなんだ。林さんは?
私も同様ですね。1月後半から開始してイベントには、2月に参加しました。
石井
インターンにも参加してたんだっけ?
そうです、3年夏場に学校からの紹介で短期間のインターンにも参加してましたけど、ボチボチやってる様な感じで本格的に活動し始めたのは年が明けてからですね。インターンは情報収集の為に参加した様なものなので。
石井
周りの学生も1月ぐらいから活動してた?
熊谷
いや早いほうですね。
いや早いほうですね。
石井
おぉ2人揃った(笑)
むしろまだ活動してる子もいますよ(笑)
石井
活動の時期も学生によって二極化してるのか。振り返ってみて1月から活動を始めたことは、早かった?遅かった?
熊谷
早かったと思いますね、僕の周りでも活動してる子は少なかったし・・・
石井
早く行動して良かった点とかある?
熊谷
うーん、そうですねぇ。良かった点としては、大学での授業がスムーズに入れた。卒研の時間が取れたことですね。早めに就活を終えて、大学で過ごす時間も確保できたのが大きいかな。
石井
それはよく聞くね、卒研に追われるし就活と被ると大変ってのは言ってたな。林さんは?
私も周りに比べると早かったなぁと思いますけど、イベントに参加してからはもっと早く行動しておくべきだったなと思いましたね。イベントに参加して他の学生と話すと、もう内々定を貰ってる学生もいたりして。
石井
たしかにね、去年(2017年)11月に代表とイベントの事前見学に行った時に、そこに参加していた学生の8割が就活を始めてると回答していたのを見た時は「大学3年生の11月時点でこんなに多くの学生が活動してるの!?」って驚いたのを覚えてる。
そうそう、イベントに参加すると周りがそんな子達ばかりだから焦るんですよ(笑)そもそも私の場合は就活自体を早めに終わらせたかったのもあるんですが、予定よりも早く内定をいただくことができました。
石井
やっぱり早く終わらせたいのは学生共通なんだね。
熊谷
卒論は本当に時間がかかりますしね。内定を早めにいただけると、その分卒論にも集中できますし。
石井
具体的には?
熊谷
僕の場合は論文だけでも1万字書いていますし、そこに至るまでに先生のチェックバックが入るので余計に時間がかかるんです。先生も常にチェックバックができる訳でもないので、修正をするにも時間がかかる。形式であったり画像の参照の乗せ方とか細かい部分も多いので。
書いた物が半分NGで返ってくることもざらにありますよ(笑)
石井
それは中々だね(笑)

②具体的にはどんな活動をしていたの?

石井
採用イベント以外に他に何か活動してた?

熊谷
僕は東京ビックサイトでやっていた合同就職説明会に2回参加しました。複数の会社を回ることを目的にしてました。
石井
実際、どうだった?興味を持てる会社はあったの?
熊谷
いやそれがなくて……。色んな会社を見たんですけど、この会社の説明も「魅せるための内容」で本質的なことが何かわからなかった。なにか……違ったんですよね。
石井
無かったの?(笑)それは何故?
熊谷
シンプルに興味が持てなかったんですよ(笑)説明の内容も「魅せる為の内容」で本質的なことが何かわからなかった。なんか・・・違ったんですよね。
石井
でもそれはイベントでも往々にしてある訳じゃない?
熊谷
僕はそれでもイベントに参加してよかったと思っているんです。実際に自分がイベントの中で「どう動いていたか」、「どんな発言をしたか」を企業側からその場で評価してもらえますし、本来の自分の姿を見て貰えることができてその後の選考もスムーズに進むと感じました。
石井
なるほど。たしかに企業側としても大人数の学生を相手にした合同就職説明会とは違って、イベントは学生の動きや話す内容、思考力を生で見ることができるから、本質的な採用活動ができると思っているよ。林さんはどうだった?
私も複数の合同就職説明会へと参加しましたが「ここだ!」という会社はなかったですね。ただ説明会に参加して複数企業を回るとノベルティであったり金券も貰えたりするので、そこが目的になっている時もありました(笑)
石井
あーあるよね!金券はAmazonで使えたりするし、会社が配ってるノベルティは実用性もあるし嬉しいよね。
そうなんです(笑)真面目な話、交通費や履歴書や何やらで就活費用がかかる私たちにはそれが救いでもありました。あと1日で何社も見ることが出来るので、自分が何に興味を持っているかもわかりますし。
石井
合同就職説明会での会社の印象はどうだった?
正直、熊谷君と同じ様な感じでしたね。説明慣れしてる企業が多くて熱量があまりないというか、その点イベントは「本気で学生を採用しに来ている」勢いが感じられました。学生も必死でしたけど企業側もその思いがあるのが伝わってきました。
石井
何百、何千という数の学生が参加する合同就職説明会とは違って、採用イベントは1日で数十人の学生にしか会えないんだよね。その中で企業側も良い学生を採ろうとしているから、参加企業の覚悟も違うと思う。実際にイベントに出てよかった点はあった?
熊谷
複数回参加をして、自分の強み・弱みが明確になったので以後の就活に役立ちましたね。自己分析は本当に難しいし、企業側からもフィードバックを貰えるので客観的にも判断して貰えるので、そこは大きかったです。考えることが好きだったので、思考力が高いとフィードバックされた時は、それを自分の武器にしようと思ったし、そこを評価してくれたこともあってサービシンクを選びました。
私も熊谷君と似ているんですけど、自己分析に活かせた点ですね。自分が強みとしていた点が、客観的に見た時にどう映るのか?は気になっていたので。私の場合は対人能力を強みにしていたんですけど、他の学生に積極的に話しかけに行ったことや纏めようとしている点を評価して貰えて、前よりも自信を持って話せるようになりました。
石井
学生自身が気づいてない強み・弱みも企業側はフィードバックするからね。
そうなんです!なので合同就職説明会・イベントも含めて行動量を増やしてよかったなと感じてます。
石井
石井はこれでもか!ってぐらい暑苦しかったしね。
熊谷
まぁそうですね(笑)
まぁそうですね(笑)
石井
ちょっと!先輩を立てなさいよ(笑)

③活動する上で気にしておくべきポイント

石井
後輩の学生に対して、何月にどういった行動をすればいいか?であったり、こういったことをしておくといいよ!的なアドバイスがあれば教えて貰える?

熊谷
僕から言えることは「とにかく多くの本を読もう!」ですね。とくに自己啓発本が僕の場合はよかったです。
石井
自己啓発本?具体的には何がよかった?最近の学生だと本を読まない子が増えてる印象だった。
熊谷
そうですね、本を読まない人は多いですね。でもだからこそ僕は読書することを勧めたいです。読むことで考え方の引き出しが増えていきますし、日々の悩みや問題に対してどう対応するべきか考える力もつくと思います。僕もかなりの数の本を読みました。
石井
インターン始めてからも勧めた本は、次の日には読んできてるもんね(笑)一次先行のフィードバックで教えた本を自分で買って、最終面接までに読んできてたのは驚いたよ。
熊谷
本を読むことで発見できることも多いですし、自己啓発本に限らず読書はインターンとして入社した後も続けてますね。
石井
2つ目の質問でも回答があったけど、就活は自己分析をいかにできるか?に尽きるからね。入り口は何でもいいけど、自分で導き出せないのであれば本を読んで自分なりの答えを出す。大事なことだよね。林さんはどう?
私の場合は2つあって、1つは他校の学生で相談し会える子を作ることですね。同じ学校の子で同時期に動いている子は少なかったので、イベントで繋がった他校の学生と、現状を相談し合えたことは大きかったです。もう1つが就職説明会や面接で企業に訪問した際に、誰にでも挨拶することを意識してました。
石井
会った人全員に対して?それはどういう意図でやってたの?
そうです、会った人全員に対してです。それをやることで面接の場で覚えてくれたりしていて、話しやすくなって面接がうまくいくことが多かったので、4月~5月は心がけていましたね。
熊谷
それは大事だよね、企業側に対しても良い印象がつくしね。当たり前のことだけど、服装も髪型も気にしてた。
そうそう、面接のフィードバックを受けた時も「素直に受け止める姿勢は前向きで良いね」と言われることもありました。簡単なことですけど、それをやることで自分に対する評価が上がるのであればやっておいた方がいいですし、プラスでしかないと思います。
石井
企業側も数多くの学生と会うから、そういった対応をしてくれる学生のことは「あの時の子か」と覚えているしね。いま聞いてて思い出したけど、3月になると駅にリクルートスーツを着た学生が増えるんだけどさ。結構大きい声で「●社の人事と話したけど、全然面白くなくて興味が持てなかった」とか話してるのね。どこで誰が聞いてるかわからないのになと思ってた。当たり前のことを当たり前にする。見落としがちだけど、そこは本当に気をつけた方がいいよね。

前編はここまで!

来年入社予定の19年卒との座談会、インタビューではなく座談会は初の試みでしたが、いかがでしたか?入社前の学生の生の声をお届け出来たと感じております。

3月から4月にかけて数多くの学生と話しましたが、手探り状態で就活をしている学生が非常に多かった印象です。今回の座談会は、数ヶ月前に就活を終えた同じ「就活生」であれば、実際の悩みや境遇もわかり合えるのではないか、と思い企画をしました。

実際に僕自身も話していく中で「いい情報だな、来年の新卒採用に生かそう」と思うシーンが何度かありました。これから就活を始める皆さんが今回のブログを読んで、就活の進め方がクリアになり、うまく進められたらいいなと思っています。次回後編では、インターン入社後の活動に焦点を置いて話を進めていきます!どうぞご期待ください!

そんなサービシンクでは中途採用を積極的に実施しております!中途採用特設ページからぜひご応募ください!

投稿者:
管理部 人事課石井 真司

社外での就活セミナー講師や人材系営業を経て、社内唯一の人事担当に着任。採用だけでなく、組織の発展に繋がるよう制度作り・環境作りに邁進しています。