こんにちは!東京のWeb制作・ホームページ制作・システム開発(SIer)会社のサービシンク総務の齋藤です。
今回の総務ブログは、前編が大好評だった女性座談会の続きをお届けします!
テーマは引き続き、「働くママとして知りたいこと」。
結婚、妊娠、出産を考えている女性にとっては、ママとして働くために知りたいことはたくさん。
「前編(サービシンクで働くママに質問してみた!)」は、家庭での家事分担や保活、産休・育休中のママたちの心情についてお話しましたが、後編はサービシンク独自のママ向けの制度や、働く環境をメインにお話します!
まずは座談会メンバーのご紹介です!
メンバー紹介
目次
- 齋藤さんはなぜ時短勤務じゃなくてフルタイムで働いているの?
- 子供を産んだとき、産休・育休中の自分のポジションはどうなるの?
- 共働きで両親の手を借りずに1〜2歳差で2人子供がほしいけど、フルタイムで働きたい!実現させるための条件ってなに?
- 他の会社にない制度やメリットを教えて!
- サービシンクでは、働くママ向けにリモートワークについて検討しているの?
- サービシンクの制度や環境で、働くママの目から見て足りていないと思う部分ってなに?
齋藤さんはなぜ時短勤務じゃなくてフルタイムで働いているの?
どうしてですか?
でも家庭と仕事とのバランスを見つつ、途中で2歳まで延長をしたいって申し出たの
毎日のルーティンワークをこなすだけで精一杯で、新しいことを考える時間とかがまったくなくなっちゃったんだ
私が対応できない仕事はその子に降ろしていたし、私の時短勤務も一時的なものだったしね。
私が時短勤務を続けるために他の誰かを雇ったとしても、今度はその人に業務の引き継ぎをしなきゃいけない。
総務業務は悲しいことに属人化している部分が多いから、その引き継ぎに今度は時間がかかってしまって結局2人だけで仕事を進めた方が早かったりする
1人いないだけで、請求書が発行できないとか、入退社手続きができないとか、そういう事態は避けないとね
子供を産んだとき、産休・育休中の自分のポジションはどうなるの?
曽根さんが復帰後も同じように秘書で働きたいのであれば、お休みしている間だけ派遣社員や契約社員に入ってもらうとか、色々方法はあるよね
1年って意外とあっという間だから
いずれにせよまずは本人の希望が第一で、その後は会社の業務状況とのバランスを見て決めることになると思うよ!
働きで両親の手を借りずに1〜2歳差で2人子供がほしいけど、フルタイムで働きたい!実現させるための条件ってなに?
きょうだいで1〜2歳差が理想なんですが実際どうなんでしょう?
年子だと産休育休をいっぺんにとれるけど復帰までの期間が長くなっちゃうからブランクが長くなるのをどうとるかだよね。
2歳違いは妊娠出産のときに上の子がイヤイヤ期だったりして子育てが大変って聞くかなぁ
将来的に入学・卒業のタイミングが一緒になっちゃうから金銭的に大変かも
何歳差でもメリットデメリットがあるから、出産に最適な時期って家庭によってそれぞれだよね
あとは「小1の壁」って聞いたことあるかな?
保育園は延長保育が充実しているから働くママに優しいんだけど、小学校に入学すると学童保育も延長はあまりないし、時短勤務を小学校入学までにしている会社もあるんだけど、1年生は学校が終わる時間も早いんだよね。
かと言って小1の子供を1人でお留守番させるわけにもいかないから、仕事を諦めるママが多いの。それが「小1の壁」
ちなみに横浜市には「浜っこふれあいスクール」というものがあって、通い慣れてる小学校施設を利用して小1〜小6を18時まで預かってくれるみたい。
しかも年額500円なんだって!
あと会社からはなるべく近い方がいいよね
共働きで両親も頼らないのであれば、できる限りパートナーに協力してもらうのはもちろん、それも無理な場合は行政を頼るしかないと思うな
他の会社にない制度やメリットを教えて!
「2時間あればカフェでお茶もできるし、ショッピングもヘアカットも行けるしめちゃくちゃ癒やされます」って言ったら、「よしじゃあリフレッシュ休暇を取り入れよう」ってことになった(笑)
サービシンクでは、働くママ向けにリモートワークについて検討しているの?
でも制度としてやっていくとなると、ある程度公平性を保つ必要があると思ってて。
制度の利用条件や管理方法、評価の仕方を考えておかないと、他の人たちから「どうしてママだけは特別扱いなの?」という不満が出てきちゃうんじゃないかなって……
1週間のうち2回出社して、それ以外は勤務開始と終了の報告を社内チャットツールで報告するっていう形を取ってました。
仕事の管理自体は所属部署のリーダーがやっていたんですけど、温度感のキャッチアップが難しそうでした
サービシンクの制度や環境で、働くママの目から見て足りていないと思う部分ってなに?
世間では「マタハラ」という話題を聞くことがあるけどそういう嫌な思いをしたこともないし。働きやすい環境だと思う
「妊娠したんだから、仕事やめて家庭に入りなよ」って言ってくる人もいないし。
過去、妊娠・出産したのがサービシンクだと私たち二人だけなんだけど、二人共手厚くサポートしてもらったもんね
サービシンクは法律基準で時短勤務を「3歳未満の子供を養育している男女の従業員が利用できる」ことにしているんだけど、会社側が定めれば3歳以上でも時短勤務を利用できるようにすることはできるんだよね
ママだけではなくて、働いている人が色々な働き方を選択できるような制度があればいいよね。
でも制度は使う人があってこそなので、本当に必要な制度なのかも見極める必要はあるかな
あとは就業規則ってみんなに配布されていると思うけど、実際に読むことって入社直後以外ほとんどない気がしていて。
新しい制度を作ることも大事だけど、今ある制度を知ることも大事。
まずは就業規則を読んで、会社の制度を知ることからはじめるといいかも!
女性座談会を終えて
サービシンク女性座談会、いかがでしたか?
私は3歳の子を育てながらフルタイムで働いていますが、妊娠・出産当初は今のような働き方ができるとは思っていませんでした。
子が3月生まれなので保育園の入園は難しく(早生まれは0歳児4月入園ができないため)、仕事を辞めて夫の地元に移住することも考えました……。
今こうして仕事を続けていられるのも、サポートしてくれている家族はもとより、会社の理解・環境があってのことだと思っています。
「会社」という場所は、多種多様な人間がそれぞれの与えられた義務を果たすことで社会貢献をし、対価として利益を得る場所です。
社員が与えられた義務を果たすために、家庭環境や働き方が足かせとなってしまうのであれば、その足かせをなくすことでより仕事に集中できる環境を作る。
それが「働く環境を整える」ことではないでしょうか。
また会社が社員のことを考えるのと同じように、社員も会社のことを同じように考えられたなら、強い組織が築けていけると思っています!
サービシンクでは社内イベントの企画・立案をはじめ、会社の仕組みや環境作りを一緒に行ってくれる方を募集しています。ご興味のある方はぜひ採用情報からご応募ください!
齋藤 祐子 総務・管理・サポートディビジョン マネージャー
元声優・元ブライダルプランナーの経歴をもつ一風変わった総務。フルタイムで働くワーキングマザーです。
現在は東京のWeb制作・ホームページ制作・システム開発(SIer)会社サービシンクのバックオフィス体制強化に尽力中。