東京のWeb制作・ホームページ制作・システム開発(SIer)会社のサービシンクの石井です。
今年も残り数日で終わろうとしています。早いですね……2019年はどんな年でしたか?石井は仕事において新たな挑戦をいくつも仕掛けた年で、成長を実感出来たよい年でした。
さて先日総務マネージャーが書き上げた「会議の効率化」についてのブログがテレビ朝日様の目に止まり「報道ステーション」から取材を受けました。今年は多くの媒体で働き方改革という言葉を聞きましたね。働き方改革元年とも言われていました。
そんな働き方改革ですが関連法案が実施されることによって、全てが良い方向に変わっていくのか?というと、そうではない気がしています。複数の関連法案から成り立つ働き方改革ですが、共通しているのは「社員を第一に尊重し働きやすい環境を作る」ことです。
元々サービシンクは月平均の残業時間が25時間程ですが、短い時間で成果を出せる社員は経験を積んでいるからです。新卒や若手社員へと労働時間だけ絞り成果を出して!というのはあまりに酷です。タイムカードを押してから仕事を行う「サービス残業」を促す他ないのか?というとそんな訳ありません。
ではどうすればいいのか?それは働きやすさのみではなく、働きがい重視の職場環境を作ることだと思います。自分の仕事を誰よりも好きになり得意になり、果には自分の仕事が趣味・特技になったら最高です。
その状態に持っていく為には、自身でモチベーションをコントロールし活動していく必要があるのですが、キッカケを作るのは人事、経営陣の仕事だと思っています。読んでいて少しでも共感出来る部分がありましたら、ぜひ中途採用ページからご応募ください。お待ちしております。
安心して挑戦出来る環境は整っているか?
働きがいとは「働きやすさ+やりがい」の両方が伴っている状態です。生活に必要な給料が少なく、やりがいだけでは当然続きません。サービシンクでは、働くメンバーのためにさまざまな報酬を用意しています。
金銭的報酬:給料や賞与、インセンティブ、福利厚生などお金そのもの
非金銭的報酬:やりがいや達成感を感じる仕事、自身の成長に結びつく機会など、無形の利益のこと
まずは、サービシンクの金銭的報酬をご紹介します。
- 固定残業手当
- 残業の有無に関係なく毎月支給
- 上記を超えた分は全額支給「No!サービス残業」
- 役職手当
- 管理職以上の社員に対して支給
- 等級に比例して昇給
- 社会保険は関東IT健康保険組合
- 名だたる健康保険組合の中でも、手厚い関東IT健保に加入
- ベネフィット・ステーションDYM社が運営している福利厚生サービス
- ライフワークに関わるサービスを会員限定価格で受けられる
- 新卒学生には
- 試用期間終了後の入社祝い金を支給
- 更に遠方学生には引越し支援プランとして、引越し費用+片道移動費を支給
- 通勤交通費
- 3ヶ月8万円まで支給
- 年に1度のMVP賞
- 社長から送られる年に1度のMVP賞
そして非金銭的報酬には挑戦を促す施策を入れています。
- クリエイター、エンジニアが定期的に開催する勉強会
- 職種、立場関係なく誰でも参加可能
- 学びたい、成長したい人を支援する
- 挑戦したい人に優先権を与える「さつまの教え」
- 失敗しても挑戦続ける>挑戦せずに失敗もしない
- 代表を筆頭に専門家が多い職場で経験を積むことが可能
- CSS Niteや不動産テック協会の理事など、数多くの登壇実績がある代表の元でクリエイティブを学ぶことが出来る
最も大事なのは失敗をしてでも挑戦し、小さな成功体験を積むことです。「やらされ仕事」から「やりたい仕事」へ移り変わるには、成功体験が必要。我々が考える心理的安全性は、福利厚生のみを充実させることではありません。
1つでも多くの成功体験を社員に積ませ、結果に繋げる事で自信を持たせること、そして仕事が楽しいと感じて貰いたい。挑戦しようという人を支援し、なんの不安もなく仕事に没頭出来ることが本来の心理的安全性ではないでしょうか?
よく学生からも成長の定義について聞かれますが、成長は「今自分が出来ていないこと」を埋めていく作業なので、挑戦せず失敗もしないということは「出来ることを確認している」だけです。「よし!今日は迷わずに学校に行けたぞ!」「今日は昨日と同じルートで出勤出来たぞ!」とはなりません(笑)それは成長とは呼びません。
なので本人にとって多少困難な壁だったとしても、登らせます。モチベーションを保つための燃料補給はするし、ヒントも出すし、失敗した時の責任も取りますが、あくまで回答は自分で出すがモットーです。
それってやりがい搾取なんじゃないの?!
「失敗する可能性があるのに仕事を振るなんてひどい!」「定時で帰らすのが正義だろ!」「やりがい搾取だ!」と言われるかもしれません。個人の価値観、ライフスタイルにもよってくるので、それぞれの正解があると思っています。
ですが、よく考えてみてください。働き方改革が推し進んでいくと、社員の在り方はどうなるか?人間よりも正確かつミスがないAIが我々の仕事を奪っていったらどうなるか。簡単で誰でも出来る仕事はわざわざ「人」に任す必要なんてなくなります。また年齢を重ねると、結婚、出産、転居などにより使えるお金・時間は変化します。背負うものが少ない20代、30代のうちに、いかにして経験を積むか?で40代以降の動きには明確に差が出てきます。実際、私の周り(とくに20代後半)でもマネージャー職として転職をした方もいれば、長年結果を出せずに同じ仕事をしている方もいます。
でもIT業界って売り手市場でしょ??仕事は有り余ってるでしょ??
ずっと続くかというとそんなことはなく、超売り手市場と言われているIT業界にも陰りが出てきています。Webエンジニアの3分の1は異職種からのキャリアチェンジと言われていますし、2018年5月に政府が開催した未来投資会議では、大学入学共通テストにプログラミングなどの情報科目が追加されることも方針として発表されています。
3つのメガバンクの新卒採用人数が6割減すると発表したのも、トヨタ社が新卒採用の割合を減らし中途採用を5割まで増やすと発表したのも、IT化やグローバル化が異常な速さで進み、短期間で成果を出す必要が出てきた為です。成果を出した方が生き残る世界です。
働き方改革関連法案を100%遵守しつつ、我々が目指すのは「働きがい改革」
色々と書いてきましたが、2020年4月から中小企業でも関連法案の対象となる働き方改革。人々の生活が保障され、サービス残業が減る事でブラック企業がなくなり、精神と体が安定した状態で働けるのは大事なことです。ただそれだけに焦点を当ててしまうと、成長は止まり成果を出せなくなり、報酬はあがりません。一時的なものではなく、長期的に物事は考えないといけません。その為にもムダは極力なくし、1人として取り残されるようなことがないようにしていきます。
来年は「仕事を好きな事に、好きな事を仕事に」を社員全員が実感出来るような、仕組み作りに集中します。これからは働き方改革ではなく、働きがい改革へ!2020年もサービシンクをよろしくお願いいたします!
最後に今年の活動を、写真で振り返り締めさせて頂きます!
2月から始まった自社主催のミートアップ(詳細はこちら!)
4月には、まなびと高見様を招いて、若手エンジニア勉強会&懇親会を開催(詳細はこちら!)
5月には新卒2名を連れて坐禅を行う為、青森県へ(詳細はこちら!)
10月には国内で唯一「不動産学部」を持つ明海大学にて代表名村が特別講義(詳細はこちら!)
20卒の内定式を行い2名の仲間が加わりました(詳細はこちら!)
11月には人事石井が東海大学にて特別講義を実施(詳細はこちら!)
11月から本格的に始まった社内勉強会(詳細はこちら!)
そして12月にミートアップ忘年会を開催、過去最大動員を記録
中途社員を積極的に採用中!
2020年のビジョンへ向けて共に走ってくれる仲間を積極採用中です!
少しでも気になった方はぜひご応募ください!
ITベンチャー企業の社内初人事専任石井の人事ブログ
人事未経験で20名規模の会社へと飛び込み、奮闘している様子をそのままお届けしています。ネットには載っていない「リアルなサービシンク」を書き起こしています。
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石井 真司 人事ディヴィジョン
社外での就活セミナー講師や人材系営業を経て、社内唯一の人事担当に着任。採用だけでなく、組織の発展に繋がるよう制度作り・環境作りに邁進しています。