2020.02.25 採用ブログ

【ITに興味がある求職者向け】中堅Slerからベンチャー企業へ飛び込んだエンジニアと対談を行ないました!(前編)

令和元年に30歳を迎えたエンジニア×人事の対談(前編)

こんにちは。東京のWeb制作・ホームページ制作・システム開発(SIer)会社のサービシンク採用担当の石井です。

採用広報の一貫として「サービシンクの社員をもっと知ってもらう」為に社員インタビューを再度始める事となりました!

今回は2018年4月に中途入社したサーバーサイドエンジニアの清水さんです。

左:清水(エンジニア) 右:石井(人事)

独立系Slerを経て、初の転職をサービシンクに選び入社早々にチームリーダーに抜擢され、現在はリモートインターンのメンターも務める清水さん。幼少期の振り返りから、初の転職をサービシンクに選んでよかった面・厳しい面を根掘り葉掘り聞きました!
※イイね数が50件を超えた「リモートインターン」についての採用ブログはこちらから!

今回のブログはITに興味がある求職者の方へ向けて書きました

  • 学生・社会人問わず、未経験からエンジニアになろうとしている方
  • 新卒として3年程経って、今の経験を活かしながらも新たな場でチャレンジしたいと思っている
  • 一定の成果を出してきて、今の職場に物足りなさを感じており高い壁に挑戦したい
  • 現職の職場はルールがガチガチに固まっており、開発環境など柔軟に対応して貰える会社を探している
  • 30代を迎えるにあたって、他の会社のエンジニアがどういった目標を作っているのか気になっている方

といった方向けの記事です。前編&後編の2回に分けてお届けしますので、次回後編もお楽しみに!では下記からお読みください(本記事は10分程で読み終わります)

 

インタビュースタート

石井:今日はお時間頂きありがとうございます。よろしくお願いします。

清水:こちらこそお願いします。楽しみにしていました。

石井:以前清水さんにインタビューしたのが、中途採用サイトをリニューアル(リニューアル時の記事はこちら)した時でしたね。

清水:あれが2018年7月だったので、1年3ヶ月前か……。あっという間ですね(笑)

石井:ほんと、早いですよね(笑)入社2年目が近づいている清水さんへと、未経験からエンジニアになった時の話や、中堅からベンチャーに来てどう感じているか、30歳に突入し目標としていることなど色々聞こうと思っています!

清水:はい、よろしくお願い致します!

 

大学卒業してからのキャリアを教えて貰えますか?

清水:大学卒業してからは、私大文系出身でしたが、金融・保険業界の受託開発を行う中堅SIerへと入社しました。入社後3ヶ月間の研修を経て、大手生命保険会社の業務システム保守及び開発を行うプロジェクトへと配属され、5年間開発業務に従事していました。

石井:清水さんは元々エンジニアになると決めて大学に入っていないと思うのですが、エンジニアになってみようかなと思われたキッカケはなんだったんですか?

清水:就活を進めていく中で「これをやりたい!」という強い気持ちは正直無かったのですが、自己分析を進めていくと「小さい頃から物作りが好きだった」ことに気がつきまして。

石井:物作り好きな社員、サービシンクにも多いですよね。絵を書くとか、レゴブロックを組み立てることが好きな社員、音楽を作ることが好きな社員もいますよね。

清水:自分が小さい頃は、折り紙でお城を作ったりとか、鉱石とか集めたりとかしてましたね……石には謎にロマンを感じます(笑)

石井:石の収集癖は中々珍しいと思います(笑)大学時代はどういった過ごし方をしていました?

清水:大学時代は軽音サークルに所属していたので、企画がある度に仲間を集めて練習して発表して解散して、それを繰り返すプロジェクト単位での活動をしていました。

その中でチームで物作りをして喜びを共有するという一連の流れが本当に楽しくて。就職活動をしていく中でも自分の軸は「チームで物作りを出来る仕事」ことでした。

それから色々調べていく中で、エンジニアという仕事にたどり着き、物作りをするという側面とチームで達成するという側面、両方を持っているのがシステム開発、システムエンジニアかなと思ったんですよね。

石井:でもITの知識が少ない状態での仕事は苦労しませんでした?

清水:正直むちゃくちゃ苦労しました。ただ負けず嫌いという部分が強かったので、定時後でもキャッチアップの時間を確保してなんとかこなしていきましたね。

石井:なるほど……ただやりたい気持ちとは別に「向き不向き」は必ずあると思っていて。それでも続けられた理由はなんだと思います?

清水:そうですね。やはりエンジニアは専門職で、業界の進歩も非常に早いので常に勉強しないといけないので、そもそもプログラミングが面白いと思えるかどうかが大事だと思っています。

僕は就活時代にとりあえずプログラミングをしてみて「楽しいからやってみよう」と思った訳ではなく、偶然ハマったんですよね。ただ「物作りが好き」という気持ちは人よりも強かった。石井さんが驚かれているように、折り紙で城を作っているのも珍しいと思いますし(笑)ハマったから良かったものの、もしそうでなかったらと考えると……辛いですよね。

いまは手軽にプログラミングに触れられるツールが沢山あるので、実際にプログラミングしてみるのが一番ですし、未経験の方は絶対にやった方がいいです。そこから判断をした方が良い。

石井:今、新卒採用でやっているリモートインターンも正にそれですよね。やりたい気持ちを否定するつもりは一切ないけれど、リモートインターンでプログラミングをやってみて「実際にプログラミングをしてみて楽しかった!」と自身で思えるかどうかを学生に判断させる為に、行っていますからね。

清水:そうですね。その上でエンジニアとして入社した会社が、どういった技術を求めているか?もっというと案件単位でも変わってきますから、優先順位を付けながらもどういった部分からスキルアップをしていけばいいのか?自分で調べてみることも大事です。

石井分からない部分は一旦自ら調べて考える、これは技術進歩が早いIT業界に身を置いている限りは大切なことですよね。因みに想定していたエンジニア像とのギャップはなかったですか?

清水:新卒の時はエンジニアがどういった人たちなのかも、あまり分からないまま飛び込んだので、そもそもギャップは無かったです。ただサービシンクに転職してきた時は、前職とのカルチャーがかなり違うなとは思いましたね。

石井:具体的にはどういった部分が違いました?

清水:前職はIT業界の中でも固めな金融・保険業界を中心に受託している中堅SIerにいて客先常駐で働いていたのが、今は少数精鋭で全て持ち帰り開発、インフラからアプリ開発まですべて自社内で開発しているので、スピード感や求められるスキルは全く違いました。なのでそこに慣れるまでに時間がかかりました。

石井:それは清水さんにとって良いギャップでしたか?

清水:大体想像はしていましたし、慣れたら働きやすいので良い意味でのギャップですね。

 

「これはキツかった……」という経験があれば教えてください

清水:2つあって、1つは前職時代です。もう1つはサービシンクに入社して半年経過した頃の話ですね。

石井:まず1つ目の前職の話から教えて貰えますか?

清水:入社して3年程経過した時に、今まで自身が担当してきたシステムの大幅なリニューアルがあり、自分は15人ほどのチームのリーダーを任されていたのですが、そのチームの中で過去数年の案件詳細を知っているのは唯一自分だけといった状況で、更に癖が強くレガシーなシステムだったために設計段階から遅れに遅れ……。

石井:ここまでの話だけでもしんどそうだ……(笑)

清水:自分がアサインされたのは意味があってのことだとは思いますが、とにかく経験不足でした。半年間のプロジェクトのチームリーダーはやっていましたが、1年半掛けて15名を纏めながら行う案件はそれが初でしたし……残業もかなりの時間して精神面でもダメージは大きかったですね。

石井:それでも清水さんが続けられた理由はなんだったんですか?


清水:尊敬していた上司の存在ですね。月に1回飲みに行って愚痴を聞いてくれた事もあれば、相談には積極的にアドバイスをくれる良きメンターでもありました。今でも覚えているのですが「どれだけ大変な状況に置かれても、当たり前のことを当たり前にやっていればいいし、それがベストだ」と言われたことです。

それが自分の中の得体の知れない不安を減らして、焚き付けてくれたことで、折れることなく最後までやり抜き、なんとかリリースに間に合わせることが出来ました。

石井:熱量が高い方ですねー!恐らく上司の方も経験が足りていない清水さんに任せるのは、会社の決定とは言いつつも不安な部分があったと思うのですが、失敗して落ち込んでいる時でも、折れないようにアドバイスをしながらも挑戦させる。素晴らしい方だったんですね。

清水:はい。今思い返しても本当に大変でしたけど……矢面に立ってどうしたらよいかを考え続け、何とか乗り越えられたことはいい経験ですし、同じような経験をしている社員が居たら声をかけてあげたいです。

石井:ありがとうございます。では2つ目を教えて頂けますか?

清水:はい。2つ目はサービシンクに転職してからの話です。具体的には、自身が想定していたよりもパフォーマンスを出すことが出来なくて……。

石井:入社してから数ヶ月の時に、ランチでも言ってましたね。

清水:入社してからのミッションはメインディレクターを担当していた代表名村から、仕事を巻き取ることでしたが、期待に応えられていない自分に葛藤はありましたね。4月に入社し、8月が葛藤のピークでしたが、1つ目の前職時代のエピソードを振り返って「当たり前のことを当たり前にやるほかない」と思い出していましたし、落ち込んでいても状況はなにも改善しないのは分かっていました。

なので何が問題になっているか?を冷静に見極めて、出来ることからやっていく。なんとか踏ん張り、年末頃には想定していたパフォーマンスを出すことが出来たと思います。その頃には代表からのフィードバックもかなり減っていたと思います(笑)

石井:よく面接でも大手からベンチャーに行きたいという方が居るのですが、一定ギャップはあるし、前職のやり方が通用しない場合もありますからね。そこで前職のやり方を踏襲しつつも、新たなやり方を生み出して挑戦していくことが大事。

清水:そうなんですよね、特にサービシンクは少人数で大型案件を自社内開発で回しているので、スピード感も作業の進め方も全く違ったので。ただ慣れてしまうと、無駄なMtgが少ないので(テレビ取材を受けた効率化を図る為のスタンダップMtgについてのブログはこちら)コミュニケーションコストを下げながらも品質を保てる。

またクライアントと他の開発メンバーとの関係性も悪くないので、現状の方が気に入っているし進めやすいです。

石井:なるほど、予算もあり人数も多い前職と比べても現状の方が良いですか?

清水大手SIerやコンサルのように大規模なプロジェクトでしか得られない経験もあるかもしれませんが、分業によって一人一人の守備範囲は限定される傾向があると思います。

反対に、少数精鋭のチームでは一人一人がカバーしなければいけない範囲が大きいので、成長の機会が多く得られると思います。また、少人数制の方がコミュニケーションにかかるコストが圧倒的に低くなるので効率がいいですね。

周囲の優秀なエンジニアがいい刺激になっていることもあり、実際に前職時代と比べて確実にパフォーマンスが上がっていると思います。

では次の質問なんですが……おっと!続きが気になると思いますが、前半はここまで!

後編に続く!

後編は4月公開を予定しています!今回の対談記事を読んで、少しでもサービシンクで働くことにご興味を持って頂けた方はぜひご応募ください。お待ちしております!

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ITベンチャー企業の社内初人事専任石井の人事ブログ

人事未経験で20名規模の会社へと飛び込み、奮闘している様子をそのままお届けしています。ネットには載っていない「リアルなサービシンク」を書き起こしています。

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投稿者:
管理部 人事課石井 真司

社外での就活セミナー講師や人材系営業を経て、社内唯一の人事担当に着任。採用だけでなく、組織の発展に繋がるよう制度作り・環境作りに邁進しています。