不動産業界特化型制作会社サービシンク
> 定年までの間に商売替えをしなければならない時代の到来とその対策方法

定年までの間に商売替えをしなければならない時代の到来とその対策方法

2019/06/05 代表ブログ
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

日本においてビジネスパーソンとしての「定年」がそろそろ70歳になるのではないか?という時代になってきました。
実際私の父親も現在70歳でまだ現役で仕事をしています。

大学卒業から考えても22〜23歳から70歳、実に47〜48年が「ビジネスパーソン」「仕事人」「仕事に関わる」時間となる訳です。

それを考えると平均寿命伸びるのも考えものだと思わなくもありません(笑)

今日はそういった半世紀近い時間をビジネスパーソンとして過ごすこれからの時代に、これまでの大きく変わるのでは?と感じている「職業」について書いてみたいと思います。

インターネット以後の仕事

1995年にWindows95が登場し、インターネット、そしてIT社会が一気に開花しました。

2019件現在、それから約25年が過ぎた訳ですが、IT化によってこれまでなかなか得ることができなかったさまざまなノウハウがインターネットの世界に飽和するという時代になりました。

私が従事している「Webサイトを作る」という仕事も1995年ごろに生まれ、当時は新しい仕事、新しい産業と思えるような時代の幕開けでした。

ではこの「Webサイトを作る」という仕事ですが、現在どうなったでしょうか?

「Webディレクターがサービシンクで得られる9つのこと」イメージ

おそらく単純に「Webサイト作る」が高価な単価を取れる時代は既に終わっており、その技術そのものは他の製造業と同じく年々単価が下落していく一方ではないでしょうか?

これは「製造業」の宿命で「時間が経つと技術の取得コストが安価になり、技術自体の価値が陳腐化していってしまう」流れです。

我々「Webサイト制作」に従事する人間が現在感じているのは、かつての印刷業界の斜陽産業化と同じ経緯のように見えてなりません。

そのような中弊社サービシンクは「不動産業界特化」という専門性を持ち、法令・業法といった一般の方には「興味がなければ知りえない」情報を当たり前品質という強み、また30人ほどの規模の会社であるにも関わらず8000万円近い開発規模、デザイン・システム・インフラの全部が絡む大型の案件であっても適切に提案〜実施することができる技術力・制作力・デザイン力でお客さまに付加価値をご提供しています。

IT業界における経年による陳腐化」の例を書きましたが、50年〜100年前の仕事ではこの状況はどうでしたでしょうか?

インターネット以前の仕事

実際「経年による陳腐化」は存在していたと思います。

しかしそもそもビジネスパーソンとしての時間が現代より短く、元気に働ける期間といえば30年程度でした。

そして、そういった時代において分かりやすい例でいえば「職人(靴職人やカバン職人などなど)さん」といった「手に職を持って」する仕事では、おそらく身につけたスキルは自分の生涯のあいだ陳腐化せずにビジネスパーソンとしてのキャリアを終えれたはずです。

その理由は、そもそもノウハウや仕事の仕方を得る方法が、上司や師匠といった人たちから教わるしかなかったことに起因しています。

つまり「お金になる技術・知識・ノウハウ」を得る・身につけるための時間が現代と比べると圧倒的に長かったのです。

もちろん「本」はあったので、一定のノウハウは流通していました。

しかしそれを得るための「コスト」が今とは比べ物になりません。希少性が高い情報が載った書籍、例えば珍しい症例が掲載された医学書などは一冊30万円などザラでした。

それ以外の方法がないために「訓練」「慣れ・経験」「見て技術を盗む」「広く流通している書籍を読む」といったことでしか「一定の水準」に至ることができなかったのです。

仕事のスキルを身につけるためのステップアップのイメージ

「教える人」のスキルや「教わる人」のスキルによっても、どれぐらいの速度でどれぐらいの技術を身に付けられるか?に大きな差が生まれました。

そのため「スキル・技術を持っている」こと自体が極めて希少性が高く、価値があり、それは結果として「お金」になるという時代でした。

インターネットが情報の希少性を取っ払った

それが「IT化」「インターネット」によって、人々はさまざまな「情報」「知識」「ノウハウ」がウェブを通して、広く、しかもこれまでの時代に比べ、極端に安価に受け取ることができるようになりました。

その結果としてさまざまな仕事への参入障壁は一気に下がりました。

これまで「一子相伝」「見よう見まねで習う」といった仕事ですら、ある一定のレベルに達するまでの知識やノウハウといったものが、インターネットに接続さえできれば誰でも得られる時代になりました。

以前にホリエモンが寿司職人の修行について苦言を呈し議論の種にもなりました。

ホリエモン「寿司職人が何年も修行するのはバカ」発言 数か月で独り立ちの寿司はうまいか?
https://www.j-cast.com/2015/11/02249615.html

寿司職人がエビの握り寿司を作っている写真

この話は極端なのかもしれませんが、それでも一流の「50点〜60点」といったレベルに達するための情報は、インターネット以前に比べると爆発的に取得しやすくなっています。(それとは別で、多すぎる情報への選球眼が必要にもなってきていますが)

こうした時代において、「1つの仕事」「1つの職種」「1つの職域」において一定のレベルに足したからといって、そのままそれが10年、20年、そして定年にいたるまで価値ある状態なのは不可能になってきているのではないでしょうか?

一つのスキルにおいて「生涯給料を得ることができる」いう時代が終わってきているのではないでしょうか?

「生涯1職種」時代の終わり

今後の時代ですが、仮に22歳から社会人として70歳の定年まで約48年間働くとして、次のようなことがおこるのではないでしょうか?

  • それまでの仕事とは全く仕事をする
  • それまでの仕事の延長線だが過去にはなかったような仕事を作り出す
  • 自分の仕事の延長線上に新しく生まれた仕事に順応する

こういったことがビジネスパーソンに求められるのではないか?と思っています。

私の過去のキャリアの例として声優の仕事でも、中長期的みれば次のようなことが起こっています。

  • ナレーションとは過去は局アナの仕事であった
  • そこに表現を求められ声優・俳優がナレーションの仕事を取るようになってきた
  • さらに話題作り的な観点を含め、タレント・芸人が声優の仕事を取るようになってきた

このように仕事の主体は変わってきました。

局アナからしたら「声優にこれまでの自分の仕事を取られた」となりますし、声優からしたら「タレント・芸人にこれまでの仕事を取られた」となっています。

キャリアが10年〜20年を迎えたビジネスパーソンは、それまでの仕事の中で得られた経験、また自負といったものは自分の「プライド」として誇らしいものであると思います。

しかしこれからの時代、自分のこれまでの培ってきた仕事や仕事への考え方、そういったものをごっそりと捨ててマインドチェンジすることが求められるようになる可能性が極めて高くなりました。

しかも場合によっては40歳を過ぎ、仕事人として最も熱いタイミングで起こりえます・・・。

生涯複数職種・職域に順応するスキルを身につけるための方法

それへの準備としてダブルワークをしている人もいるかもしれません。
しかし本質的には我々ビジネスパーソンに今後求められるのは脳みそや思考の「柔らかさ」ではないでしょうか。

今後の時代を生きる我々ビジネスパーソンは「今の仕事」を軸にしたさまざまな考え、準備が必要です。

  • 今の軸となる職域に隣接しそうな職域の知識・ノウハウ・スキルを得る
  • 今の軸となる仕事を元にして、ジョブチェンジができるようにする

といったことになるかと思います。

私の仕事の領域でいえば、

  • ビジュアルメインのWebデザイナーが、HTML制作やインタラクションデザイン設計ができるようにする
  • マークアップエンジニアがビジュアルデザインやサーバサイドエンジニアができるようにする
  • マークアップエンジニアからサーバサイドエンジニアにジョブチェンジする
  • 企画が強いディレクターが、プロデューサ的な活動、ゼロからの新規提案、新規営業ができるスキルを身につける

といったことがそれにあたります。

スキルを積み重ね、積み上げていくイメージ

人には「現状維持バイアス」があり、「現状を変えたくない」性質を持っています。

原始時代といった大昔の人間にとって「変化をする」ということは死と直結していたので、変わらなければいけない状況に追い込まれない限り、変化することを無意識的に避けている、といわれています。

結果として、本当かウソかは分かりませんが、人間は変化を恐れるという性質が遺伝子情報が残ってるといわれています。

ですので、その性質を理解した上で、その性質と意識的に向かわなければ絶対に「易きに流れ」てしまうのです。

要は「変わらないための自分にとって正当と思える理由をつけて変化から逃げる」ということです。

「苦手だ」「やりたくない」ということは誰にもあります。

ですが「ITのよる情報取得」の負荷が下がっていることは、イコール自分のスキル自体も、過去とは比べ物にならないぐらい短期間に平均的なものになってしまう可能性があります。

そのことを考え、自分のキャリアにおけるスキルのあり方を考える時代と捉え普段の仕事に向き合う方が、「定年70歳」時代を迎える上でもっとも有効な方法なのではないでしょうか?


不動産業界特化のWeb制作会社代表の名村のブログ

不動産業界特化でWeb制作・システム開発・不動産テック事業をおこなうサービシンク代表の名村のブログは下記からご覧いただけます。

会社の企業理念や実施している様々なことの意図なども含めて書き起こしています。

サービシンクの代表 名村のブログ一覧はこちらから


不動産業界のWebサイトのことで、お困りではありませんか?

不動産業界のWeb制作に特化し、戦略策定からサイト制作、システム開発から保守運用、さらにはA/BテストといったCRO対策までに強いWeb制作会社は多くありません。
我々は不動産ポータルから中〜大手不動産会社、地場の不動産会社までおよそ不動産業界のあらゆるサイトを手がけてきました。
不動産会社様のお困りの事象に一歩踏み込んだご提案が可能です。

お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

お仕事のご相談、採用、その他のご質問等は下記のフォームよりお問い合わせください。
2020年卒エンジニア採用につきましては、こちらのサイトからご応募ください。

ページTOP