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【助成金獲得編】20名規模のITベンチャーの人事は新型コロナ対策でどう動いていたのか

2020/07/28 採用ブログ
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サービシンクの石井です。前回から始めた「新型コロナウイルスが蔓延する中、現場社員はどういった動きをしていたか?」シリーズです。初回は新卒採用にフォーカス(その際の記事はこちらから!)してお届けしました。

今回は助成金の獲得に向けてどういった動きをしていたか?をお届けしたいと思います。人事をされていらっしゃる方であれば一度は申請の経験をしたことがある「助成金」ですが、新型コロナウイルス対策で出ている助成金は、特例なので不透明な部分が非常に多く申請するだけでも一苦労です。

更に緊急事態宣言が出たタイミングで会社からテレワークを命じられ、直接相談できる先輩・上司もいない中、進めていくしかない状況。かつ役所への電話は集中し、コールセンターはパンク状態。電話が繋がらない日が平気で数日続きます。漏れなく私も全く同じ状況でした(笑)

また人事制度の構築・採用・人事面談といった分野を主に担当してきた面もあり、助成金の申請は初めてでしたし、中々厳しい状況でしたが、メディアに出てくるような助成金・給付金は一通り申請を終えました。出し直しや障壁があったものの、給付決定した助成金がいくつか出てきました。

そこで今回は厳しい状況の中で、給付決定に至るまでにどういった活動をしてきたかをブログに書きました。支給決定後には実績報告書の提出が必要になるので、予断を許さない状況に変わりありませんが、支給決定のクリアが第一段階で高いハードルです。同じ様にベンチャー人事で単独活動されている方は、こういった事態に遭遇しても自分で考え進めていかなければいけません。そういった方々にとって何かしらの参考になればと思います。

また今後のブログは月別にテーマを分けて書こうと思います。今回はテレワークで活用出来る助成金と申請する上での注意点、次回はテレワーク運用が始まってから半年近く経った今、サービシンクでどういった変化が起きているかについて書きます。

新型コロナウイルス関連のサービシンクブログはこちらから↓

 

新型コロナウイルス対策の助成金はどういった物があるのか?

以前から存在していた助成金なども含めて、メディアでも議題に上がるのが下記5つです。

  1. 事業継続緊急対策助成金
  2. 働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)
  3. 持続化給付金
  4. 雇用調整助成金
  5. 家賃支援給付金

助成金の詳細までご説明してしまうと、かなりの分量になってしまうので概要を記載し、詳細が書かれている厚生労働省・東京仕事財団のURLを貼っておきますので、ご興味ある方はぜひ一度ご欄ください。

内容によってはまだ申請締め切り前の助成金もありますし、withコロナは数年単位で続くと想定されていますので、申請できるものは全て申請をして資金調達されることを強くお勧めします。

1.事業継続緊急対策助成金

  • 支給対象
    • 消耗品質:機器等の購入費
    • 購入費 :ソフトウェアの購入費
    • 委託費 :機器の設置・設定費/保守委託費の業務委託料/導入機器等の導入時運用サポート費
    • 賃借料 :機器のリース料
    • 使用料 :クラウドサービス等ツール利用料
  • 運営元:東京仕事財団
  • URLはこちらから

2.働き方改革推進支援助成金(新型コロナウイルス感染症対策のためのテレワークコース)

  • 支給対象
    • テレワーク用通信機器(※)の導入・運用
    • 就業規則・労使協定等の作成・変更
    • 労務管理担当者に対する研修
    • 労働者に対する研修、周知・啓発
    • 外部専門家(社会保険労務士など)によるコンサルティング 等
  • 運営元:厚生労働省
  • URLはこちらから

3.持続化給付金

  • 支給対象:2020年1月以降、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上減少した月が発生した際に申請ができる給付金
  • 運営元:経済産業省
  • URLはこちらから

4.雇用調整助成金

  • 支給対象:雇用保険法等を根拠に、労働者の失業防止のために事業主に対して給付する助成金
  • 運営元:厚生労働省
  • URLはこちらから

5.家賃支援給付金

  • 支給対象:2020年5月〜12月の間で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響等により、前年同月比で事業収入が50%以上、または連続する3ヶ月の合計で前年同期比30%以上減少した月が発生した際に申請ができる給付金
  • 運営元:経済産業省
  • URLはこちらから

 

なにが大変だったのか?

元々、新型コロナウイルス前からあった助成金もあります。2008年のリーマンショック時は雇用調整助成金が、愛知県の多くの会社で使われていました。以外の助成金は今回のコロナ対策で生まれたものが多く、内容や条件が毎月変わる物も中にはありました。

特に雇用調整助成金は、月日が経つごとにドンドン条件が緩和されていき、1日の支給上限金額も8.330円から15,000円へと上がっています。申請様式についても、大幅に緩和され申請する手間はかなり省けています。

特例が発表された春先は、助成金の申請を行ったことがある人事でさえ、申請が通らなかったりとハードルは高く、申請が数万件あるにも関わらず支給決定しているのは実際は数百件のみという事象が起きていました。冒頭でもお伝えした通り、今回のコロナ対策の助成金は特例として作られているものが多く、不透明な部分も多く条件がコロコロ変わっていくので常に最新の情報を収集するのが大変でした。

サイトの申請要綱には事細かく書いてあるのですが「こういった場合はどうすればいいのか?」という特例等の対処法については記載されていないこともあり、不明点が増えていきます。質問をしたくて役所へ問い合わせるものの、同じように考えている人事総務の方が多く、電話はつながらない状態。不透明な部分が残ったまま申請しないといけない状況が続き、助成金不通知が届く企業が多発しました。そんな中、サービシンクは獲得率高く支給決定通知を受けております。

 

なにがうまくいったのか?

当たり前のことですが、可能なかぎり一度で申請が通る為に細かく準備をしておくことです。前述の通り雇用調整助成金で、通過しなかった会社が数大く存在しているのは「不明点が多い中でもとりあえず出してみる」といった状態で提出していたことが大きな要因です。そうならない為に、一旦分からない点を支給要領を見て整理することです。

20ページ以上に渡る支給要領も全て目を通して分からない部分は、纏めて担当者へと確認を出来る状態にしておきましょう。私も事業継続緊急対策助成金を申請するにあたり、支給要領を全て読みましたが30個近くの不明点がありました。

事前に疑問点を纏めておいたお陰で、やっと繋がった電話でクリアにすることができました。時間にして30分以上電話していたと思いますが……全ての疑問点をクリアにして申請。1点修正が入りましたが、再提出し支給決定となりました◎

また事前に情報を纏める上でやっていたこととして、社労士さんがやっているYouTubeチャンネルを見ていました。

「助成金」でYouTubeで検索すると山のように動画が出てきます↓↓↓

回答を握っている役所は電話が集中しており、繋がらないので1度の電話でどこまで不明点をつぶせるか?が肝になります。その為に、事前に予習として支給要領を読み切ることは勿論のこと、併せてYouTubeで自学することをお勧めします。

 

助成金の申請は通った!その後に待ち受けていた困難とは?!

事業継続緊急対策助成金の支給決定通知が届き、早速見積もりを申請していた会社さんへと連絡。発注をお願いしたところ、なんと納期が未定との返答が(!)実績報告の締め切りが930日と期限が決まっている為、それまでに納品されて実際にテレワークにて使用出来ないと最終的に助成金が振り込まれなくなってしまいます。

締め切りは数ヶ月先と言えども、届かなかった時のことを考えると簡単には発注できません。そこで東京仕事財団へと問い合わせたところ納期が未定の品物であれば「欠品」として取り扱って良いとの返答が!

そこで再度見積もり依頼をしていた会社さんへと連絡し、納期までに到着しなかった際のキャンセルについて、到着後の請求(後払い)にして貰う等の交渉を行い、リスクヘッジを取った上で締め切りまでに到着すると言われたスマートフォンとタブレットの発注が無事終了しました。現在(2020/07/29時点)は発注した機器が到着するのを待っている状況です。

 

コロナ対策で生まれた助成金を通すコツ

長々と書いてきましたがコツはシンプルで「確実に通す為に少しでも疑問に思ったこと」があれば全て解消してから申請することです。

電話は繋がりにくいので、1度の電話でなるべく多くの疑問を解消することです。また可能な限りエビデンスを残すことです。電話先の方の回答次第で、こちらの状況が右往左往する訳ですから、電話を切る前に必ず電話口の方のお名前は確認するようにしましょう。

そして電話が繋がらず疑問点を進められない時はYouTubeを見て情報収集ましょう。更にウェビナーでも助成金の通し方など講座を行なっている会社は数多くありますので、積極的に参加することで更に知識を深めましょう。

今後も新たな助成金や補助金、給付金など発表されると思います。支給要領を見ても分からない点などもあると思いますが、最後まで諦めずに頑張りましょう!


ITベンチャー企業の社内初人事専任石井の人事ブログ

人事未経験で20名規模の会社へと飛び込み、奮闘している様子をそのままお届けしています。ネットには載っていない「リアルなサービシンク」を書き起こしています。

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石井 真司 人事ディヴィジョン

社外での就活セミナー講師や人材系営業を経て、社内唯一の人事担当に着任。採用だけでなく、組織の発展に繋がるよう制度作り・環境作りに邁進しています。

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