お部屋探しのやり取りをチャットでおこなう業界特化のサービスアプリを自社開発。他の一般的なチャットサービスにはない「お部屋探し」を促進するための機能を満載
株式会社サービシンク
https://atlicu.jp/
サービス開発の背景
- 不動産業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は急務でありながらも、実際には物件検索までがWebサービスになるだけで、それ以降の契約に至るまでのコミュニケーション部分は「電話・メール・FAX」によるアナログなこのが未だにメイン。
- メールは一見ITツールではあるものの、すでにメールが一般的になり、更に携帯キャリアのメールアドレスは利用されず、GmailやYahooメールといったWebメールサービスがメインになり、メールを見てもらうことすらも難しくなってきた。
- SNSの台頭により、一般ユーザのコミュニケーションがFacebook、Twitter、LINE、Instagram、Tiktokといったサービス内のチャットに変遷してきている。
- 一方でそれはプライベートなコミュニケーション手段として閉じており、BtoC間、不動産事業者とエンドユーザーとのコミュニケーションとして利用するのに抵抗を覚える人が多数いる。
- 既存のSNSのメッセンジャーやLINEなどではお部屋探しに特化している訳ではないので、物件情報の提供時は「マイソク/ファクトシートのPDFを送る」という、それまでの「メールに添付」と何ら変わらない方法のまま。
- 一方メールを利用する上でも不動産事業者は、エンドユーザーへの送信するメール作成に膨大な時間を使うものの、ユーザ側が読んでいるのか否かが分からず、業界全体として多大な時間ロスにつながっていた。
- これらを解消するために「お部屋探しのコミュニケーションの再定義」として不動産業界特化のチャットサービスの構築を行なった
課題
- ユーザインターフェース(UI)やユーザー体験(UX)として、不動産事業者もお部屋探しをしているユーザも、他の「一般的なチャットのインターフェース」を踏襲していく必要がある。
- 物件情報を取り込む上で、不動産情報の取り込み仕様をどのような形で作っておくのが、汎用的であるか?の設計。
- 不動産事業者側がコンプライアンスや個人情報の厳守を行える情報設計。
- エンドユーザと不動産事業者が互いにIDを交換する上で、実際の店舗、メール、QRコードといったツールでいかに容易に行えるかの設計。
- アプリ開発は、今後機能拡充を行わないとしても、iOS、AndroidOSのOSのアップデート対応、新しいスマートフォン端末への対応などによる継続的な運用があるため、中長期な開発負荷を下げるため、採用する開発言語を何にするか?の選定が重要になる。
実施策
- iOSアプリ、Androidアプリの開発
- 運営会社となるサービシンクが課金を含めて、利用不動産会社様の管理・運用ができるWeb版の管理画面の開発
- サービスを動かすためのサーバをAWSを利用した構築
- アプリのロゴ作成、意匠登録の実施
- 利用のためのマニュアル作成
- 継続的な機能改修、iOS、AndroidOSのアップデート対応を含めた保守運用(〜2020年6月現在継続中)
アトリク とは
チャットを使ったお部屋探しのコミュニケーションチャットアプリ
不動産会社さまとエンドユーザ間で長く煩わしい電話やメールでのやり取りをチャットによって行なうことで互いの時間的なロスを削減。
物件情報もPDFが送られてくる訳ではなく「スマートフォン版の物件詳細」として分かりやすい見た目と、紹介された物件が一覧となる機能も。
現地内見の際、待ち合わせをするための位置情報のやり取りなども可能な不動産業界特化のチャットアプリ。
アトリクの詳細サイトへ
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我々は25年以上に渡って数々のWebサイト制作・ホームページ制作を手掛けてきました。東京都内でも、戦略策定からホームページ制作、システム開発から保守運用、さらにはA/BテストといったCRO対策までに強いWeb制作・ホームページ制作会社は多くありません。
その中でも我々は特に不動産業界においては不動産ポータルから中〜大手不動産会社、地場の不動産会社までおよそ不動産業界のあらゆるサイトを手がけてきました。
また同様にスマートフォンのアプリ開発においても一日の長があります。
不動産会社様のお困りの事象にはさらに一歩踏み込んだご提案が可能です。