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[サービシンク総研]室内360度動画撮影チャレンジ vol.1「360度動画を撮影するためのカメラ選定」編

2018/05/24 自社サービス

サービシンク総研について

「サービシンク総研」はサービシンクの中で、世の新しいサービス研究や自分達で新しいサービスを創っていくことを研究している活動です。

2016年から開始され、会社から年間活動予算も出てて、部署の垣根を超えた有志メンバーで新しいことを話し合ったり実装したり・・・をしています!

ここから数回に渡って、ここしばらくサービシンク総研でおこなっていた「360度動画」の撮影について記事をアップしていきます。

VR(Virtual Reality:仮想現実)やAR(Augmented Reality:拡張現実)は「ぱっ」と見、不動産業界と親和性が高いようにみえます。
ですが、360度写真をつかったいわゆる「パノラマ写真」「パノラマ内覧」的なものは2000年ごろから存在していますが、18年たった今でも一般的にはなっていません。

そんな中、サービシンク総研では「360度動画」による内覧コンテンツの可能性についてチャレンジしてきました。

しかしチャレンジをしてきた中で、ネットを調べてみてもグッドノウハウもバッドノウハウも、そのどちらのノウハウもあまり揃っていませんでした。
あわせて機材選定等で苦労したことなどを一つの結果として公開していきたいというのが今回の趣旨となります。

360度撮影ができるカメラの選定

今では360°動画を手軽に撮影できるようになりました。
おそらくみなさんが聞いたことのあるカメラメーカーから、360度動画を撮影できる製品が発売されています。

これらが導入を考えるならば主要どころではないでしょうか?(2018年5月時点)

サービシンク総研では、各メーカーから各種カメラが出揃うまえから選定していた関係で、Kodak「4KVR360」を使用しています。

4KVR360

それ以外にも試してみたり調べてみたのですが、「THETA V」では外部記録媒体を使用できなかったり、NikonやKodakの製品はソフトウェアの完成度がいまいちであったり、一長一短があります。

これから(2018年5月18日以降)のおすすめ360度動画撮影カメラはこれ

そして、今から購入するのであればこれがオススメです。

  • GoPro Fusion
    GoPro Fusion

    https://jp.shop.gopro.com/APAC/cameras/fusion/CHDHZ-103-master.html より引用

アクションカメラのトップメーカーであり、周辺機器やソフトウェア、データの取扱いなどを考えても、一歩抜きん出ています。
そのメーカーが最後発として全天球型の360°撮影カメラを発売しました。

手軽に動画を撮影してYouTubeやFacebookなどにアップロードする、といった用途であればこれらのカメラを使用すれば特に問題はないはずです。

サービシンク総研での試行錯誤

サービシンク総研での動画撮影カメラはKodak「SP360(SP360 4K)」→Kodak「4KVR360」と遷移していきました。

当初採用していた「SP360(SP360 4K)」は、水平方向に360度の撮影が可能なカメラであるため、そのまま使うと画面下部は切れてしま、撮影が出来ません。(真上を中心として水平までのドーム型の撮影範囲)

サービシンク総研では「物件内覧のための動画」撮影を考えていたので、これでは映像として十分ではありませんでした。

調べてみると「SP360(SP360 4K)」でも全天360度動画が撮影できる方法はありました。

MTDBBK02 [SP360 4K用ダブルベースマウント]」を使い「SP360(SP360 4K)」を前後2台設置してソフトウェアで最終的に合成する方法です。

Kodak PIXPRO SP360 4K 『2台』で全天球撮影にチャレンジ!

しかしこの方法では「機材のコスト」「動画結合の手間」といったことから「360度動画」自体の利用へのハードルが上がるだけです。

その後に出てきたのが、全天360度動画が撮影できるKodak「4KVR360」でした。

正直これが出たとき「もうちょっと早く出てくれたら・・・」とサービシンク総研メンバー一同ガッカリしたものです(笑)

ただ、この製品がでたということは、全天360度動画撮影のニーズ自体は決して低くはなく、世に求められていた、という事と思います。

これの登場により全天360度動画撮影のハードルは一気に下がりました!

現時点での単体カメラでの「動画画質」の限界

4K画質の可視範囲の問題

サービシンク総研で選定したKodak「4KVR360」もそうなのですが、動画に詳しくない人がスペック表をみて購入した時、実際の動画画質にたいして「あれ・・・そこまで綺麗じゃない・・・」となります。

カメラの画質は確かに「4K解像度」です。ここに落とし穴があります。

「4K解像度」とは縦横のピクセル数が4096×2160(DCI 4K)もしくは3840×2160(4K UHDTV)の動画が撮影できます。

これが一般的なデジカメや正面だけの動画だった場合、いわゆる「4K動画」となり、極めて高画質な動画が撮影できます。

ですが、「360度動画」となると話が異なります。
360度動画となると、天地左右全面で先程の解像度での撮影となります。

人の目でみてりうようないわゆる「360度動画」の場合、実際に表示されるのは、その一部分となってきてしまします。

その結果、「可視範囲」だけで考えるとHD画質、もしくはそれ以下の画質になってしまう・・・ということにあんります。

更に画質を上げるために

先程までご紹介したカメラの動画解像度は4K、あるいはせいぜい5K程度です。

VRゴーグルのようなデバイスを用いたVR体験を目的としたコンテンツを作るのであれば、この程度の解像度では映像が粗くなり、みていても少しガッカリしてしまいます。

そこで、より解像度を上げるために、複数のカメラを組み合わせて撮影し合成する方法があります。

パッケージ化された製品としてもいくつか発売されています。

次回ご紹介する360度動画を撮影する「Dolly360」の開発元でも、4K撮影可能なGoPro6台を組み合わせて撮影していました。

さらに多くのカメラを組み合わせている事例もありますが、コストの見合いを考えると、このあたりが最適解かと思います。

いずれにせよ、用途に応じて最適な手法が出揃ってきています。

それほど大掛かりな機材やコストを用意しなくても、比較的に手軽に360度動画を撮影することは可能になってきていますので、ぜひチャレンジしてみてください。

次回の「室内360度動画撮影チャレンジ」vol.2は?

今回は360度動画撮影のためのカメラ選定でしたが、いかがでしたでしょうか?

次回は「360度動画を撮影するためのラジコン選定」編です。

360度カメラの撮影ですが、そのままではどうしてもカメラを持つ必要があるので「撮影をしている人」が移ってしまいます。

お部屋の内覧を疑似体験していただく360度動画において、進行方向の後ろをみたら撮影をしている人が・・・というのはやはり許容できないですよね?

ということで、人が映らないで360度動画を撮影するためのラジコン選定についてご紹介いたしますので、ご期待ください!

サービシンク総研 メンバー
平野・井加田・泉谷・名村

 

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