【CRO】ユーザの離脱を防いでコンバージョン・反響につなげる方法

ユーザの離脱を防ぐCROのポイント

 

 

 

CROは来訪したユーザを離脱させずにコンバージョンさせる施策

Webサイト・ホームページの効果を改善するにあたり、まず「集客」から梃子入れを考える担当者さまも多いと思いますが、「来訪したユーザを離脱させずにコンバージョン(CV)させる」という切り口で改善を試みるのがCRO(Conversion Rate Optimization)です。

「老朽化している」「離脱率が高い」「コンバージョン率(CVR)が低い」といったWebサイト・ホームページでは、CRO(Conversion Rate Optimization)によって大きくコンバージョン数/率を伸ばせる場合もあります。
中でも、いくつかの改善案から効果の高い案を比較検証するABテストは、CRO(Conversion Rate Optimization)の中でも改善サイクルを早く回せる手段として、多くのWebサイト・ホームページで取り組まれている施策です。

 

CROの効果

例えば1日に1,000件の来訪があるWebサイト・ホームページでコンバージョン率(CVR)が0.1%の場合、コンバージョン(CV)は1件となります。
次に来訪数はそのまま、CRO(Conversion Rate Optimization)を行いコンバージョン率(CVR)を0.3%まで最適化させた場合、コンバージョン(CV)は3件となります。

CRO(Conversion Rate Optimization)により、Webサイト・ホームページの来訪数が変わらなくとも、コンバージョン(CV)の件数を1件→3件まで改善することができ、非常に有効であることが言えます。

ほとんど改善を加えてこなかったWebサイト・ホームページの場合は、目標指標にもよりますが200〜300%以上の改善に繋がった事例も多く存在します。

ファネル図

 

CRO効果を高める5つのポイント

POINT1.商品掲載数/有効な情報量を増やす

「選択できる商品」「取得できる有効な情報量」が多いWebサイト・ホームページほど、ユーザは有用と感じる傾向があります。比較見当をしてもらいやすくなるので、最終的にコンバージョン(CV)に繋がりやすくなります。
例えば不動産サイトのような「物件(商品)を検索させるWebサイト・ホームページ」の場合、複数の条件を指定して検索した結果、1件もヒットしなかったということがよくあります。

こうなるとコンバージョン(CV)にたどり着くことはもちろんなく、ユーザにとっても「欲しい物件(商品)がないWebサイト」に映り、離脱の原因となります。

この場合、以下のような施策がCRO(Conversion Rate Optimization)として有効です。

  • 商品掲載数を増やす
  • 訪問者の検索条件に近しい商品をレコメンドする
    (例:あなたへのおすすめ、他の人はこんな商品も閲覧しています)

1点モノの商品販売や情報発信をしているWebサイト・ホームページの場合、読み手に具体的なイメージを想起させる情報の拡充が有効です。
(詳細情報、商品やサービスの背景、ストーリーや思い、使用感やビジュアル情報、など。)

 

POINT2.探しやすさ・見やすさを改善する

Webサイト・ホームページのほとんどは「情報を読ませ、詳細情報を探させるメディア」です。

いくら提供しているサービスの価値が高く魅力的なものでも、詳細情報にユーザがたどり着かない限りコンバージョン(CV)に至ることはありません。また、読みにくい・見づらいデザインも離脱の要因になります。
これらを改善することでコンバージョン(CV)を増やすことができます。

この場合、以下のような施策がCRO(Conversion Rate Optimization)として有効です。

  • 検索導線の見直し
  • 検索軸の見直し
  • トレンドデザインの踏襲
  • デバイス最適化

例えば、利用頻度が高い検索軸だけをまとめた「簡単検索」をページ冒頭に掲載したり、Webサイトのどこを閲覧していても他の情報や問い合わせにアクセスできるナビゲーションを設置する、といった施策が挙げられます。 ページ遷移が少ない、すぐに詳細情報に到達できるWebサイト・ホームページの方がコンバージョン率(CVR)が高くなる傾向があります。

他にも、トレンドデザインや競合Webサイトと全く異なる情報の見せ方をしていると、ユーザが迷ってしまう可能性があります。一般的に3〜5年サイクルでWebサイト・ホームページを見直すことが推奨されています。

他にも、ターゲットユーザが使用するデバイスに合わせたデザインを用意することも有効です。スマートフォン最適化・レスポンシブデザインという施策がこちらに該当します。

 

POINT3.機能を拡充する

ユーザの情報収集・商品検討を助ける機能を実装すると、コンバージョン(CV)増加に繋がる可能性があります。

パーソナライズ機能はその一例です。
例えば、レストランに予約をさせるWebサイトの場合、ユーザがアクセスをしてきた都道府県やエリアを判別し、仮に「新宿」でしたら「新宿のおすすめレストラン」といったページを冒頭に表示させるような機能です。
飲食サービスの場合は近隣で探す人も多いため、ユーザが欲している情報を素早く提供できれば、コンバージョン(CV)してくれる可能性が高まります。

他にも、POINT 1で紹介した「レコメンド機能」や「お気に入り登録」、「お気に入りに似た商品から探す」といった機能も有効です。

 

POINT4.態度変容を促すコンテンツ・情報を発信する

「お客様の声」や「満足度」などの第三者評価、外部Webサイトに掲載されたクチコミ情報は、ユーザにコンバージョン(CV)を前向きに検討させる情報になります。

他にも「締切まであと◯日」や「問い合わせ殺到中」といった煽り情報を掲載することも、CRO(Conversion Rate Optimization)として有効です。

また、ユーザは良い情報だけを求めてはいません。
悪い評価も踏まえて総合的に判断してコンバージョン(CV)を決心します。
ユーザの満足感を高めるために、総合的に情報提供するようにしましょう。

 

POINT5.キャンペーンを実施する

少し毛色が変わりますが、「今だけ◯%OFF」といった限定特典は、集客効果を強めるだけではなく、検討を維持しコンバージョン率(CVR)を高めます。

ただし、キャンペーンを打つにはターゲットユーザが「欲しい」と思うものを選定する事が重要です。そのためには事前にアンケートを取るなどの準備をすることをおすすめします。

サービシンクでは300名のWebモニターを対象とした、定量のアドホック調査(カスタム調査、単発調査)の提供が10万円〜可能です。お気軽にご相談ください。

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CRO

 

CROを行うために最初にすべきこと

5つのポイントをご紹介しましたが、CRO(Conversion Rate Optimization)と一概に言っても施策は多岐にわたり、Webサイト・ホームページの目的によって優先度も変わります。

そのため、Webサイト・ホームページの目標が明確化されていない場合は、まずそちらの設定が最優先となります。

 

私たちサービシンクは、ユーザビリティやコンバージョンアップのための改善が得意なWeb制作・開発会社です。
サービシンクではお客様のWebサイト・ホームページの目標設定を行う際、現状サイトのアクセス解析やアンケート調査、競合比較調査を踏まえて課題を可視化するところから着手します。そして、可視化の後、最も改善インパクトが大きいと考えられるCRO(Conversion Rate Optimization)から優先度をつけ、マイルストーンを作成し、実行いたします。

WebサイトのCRO施策は、サービシンクにぜひお任せください。

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