ホームページの集客力で差をつける!16の方法と手段を選ぶ際のポイント
ホームページを作成したものの、あまり集客につながっていないとお悩みではありませんか? ホームページは更新せず放置していると集客力が低下するため注意が必要です。
本記事では、ホームページで集客力を上げる16種類の方法と、集客方法を選ぶ際のポイントを解説します。継続的に集客方法を実施する重要性を知り、ホームぺージの集客力をアップさせましょう!
 
目次
1. ホームページを放置すると集客力が下がる理由
インターネットの普及にともない、ホームページを持っている企業は多くなりました。 しかし、ホームページ作成後しばらくすると、集客効果は確実に下がってしまいます。
集客力が下がる主な理由は以下の2つです。
- 時事ネタなどは時間がたつことで情報が古くなる
- 同業他社・競合他社がホームページで最新情報を掲載する
Googleなどの検索エンジンでは、検索ユーザに対して「より新しい、わかりやすい、ニーズに合った情報を提供すること」を重要視しており、それらを満たすコンテンツやサイトほど評価されます。
そのため、ホームページを公開・リニューアルした直後は集客効果が出ていたサイトも、数ヵ月~1年も経てば集客効果が下がってしまうのです。
なにより、ホームページは企業にとって顔ともいうべき重要な営業手段ですので、競合企業も毎日のようにホームページを見直し、「売上」「問い合わせ」につなげる努力をしています。
ホームページを放置していると集客力が低下するのは当然のことといえます。
2. ホームページの集客方法16選
ホームページの集客力を維持するには、ホームページの内側と外側の継続的な対策が不可欠です。 ここでは、集客方法を大きく4つの分野に分けます。
- ホームページ対策・メディア対策
- Web広告出稿
- その他のWeb集客施策の展開
- オフラインやWeb以外の集客の活用
これらをさらに分類して、合計16種類の集客施策をご紹介します。
2-1. ホームページ対策・メディア対策
ホームページの集客効果を維持する方法として、ホームページ対策・メディア対策が挙げられます。 具体的な方法として、以下の4つの施策を解説します。
- 自社コンテンツ
- 外部SEO対策
- SNS運用
- MEO(地図エンジン最適化)
2-1-1. 自社コンテンツ
Webで集客を行うなら、まず最初に注力すべきは自社サイト・コンテンツの拡充です。
他の集客手段は投資し続けなければ効果が持続しないものが多い中で、自社サイト・コンテンツは一度作成すると中期的に効果を発揮するためコストパフォーマンスにも優れています。
例えば、ブログやお役立ち情報など、ユーザのニーズを満たすコンテンツを発信することでファンを作り、集客につなげられるでしょう。
この場合、自分の書きたいことを書くのではなく、自社に関連している内容で、かつ読者が知りたいテーマにすることが重要です。
また、SEO対策を意識してターゲットユーザが検索していそうなキーワードを設定するようにします。 そこからユーザの悩みや知りたいことへの解決策として、自社商品を提案するなどして、ホームページへの集客を狙います。
近年では、自社コンテンツとしてYouTubeチャンネルを開設するケースも増えており、動画しか見ない人への認知拡大にも効果的です。
自社コンテンツを配信し続けるのは簡単ではないため、ノウハウを持ったホームページ制作会社に外注するのもよいでしょう。
2-1-2. 外部SEO対策
外部SEO対策とは、主に外部リンク獲得のことです。
いわばホームページの人気度を示す指標で、評価されている外部サイトからリンクされている数が多いと、こちらも評価されやすくなります。
「Googleが掲げる10の事実」からも、外部SEO対策に一定の効果があることがわかります。
4. ウェブ上の民主主義は機能する。
Google 検索が機能するのは、どのサイトのコンテンツが重要かを判断するうえで、膨大なユーザがウェブサイトに張ったリンクを基準としているからです。Google では、200 以上の要素と、PageRank™ アルゴリズムをはじめとするさまざまな技術を使用して、各ウェブページの重要性を評価しています。PageRank のアルゴリズムでは、ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します。この手法なら、新しいサイトが増えるたびに情報源と投票数が増えるため、ウェブが拡大するにつれて効果も高まります。また Google では、多くのプログラマーの力の結集によって技術革新が進むオープンソース ソフトウェア開発にも力を入れています。
引用:「Googleが掲げる10の事実」
外部リンクの獲得は、自社ホームページの評価を高める有効な手段です。 しかし、自社ホームページとの関連性や被リンク元のサイトの質も問われるため注意が必要です。
2-1-3. SNS運用
SNS運用は、SNSに公式アカウントを開設し、情報発信してホームページへ誘導する方法です。以下のようなユーザ数の多いSNSに投稿することで、認知拡大につながります。
- LINE
- Youtube
- TikTok
しかし、SNSの種類ごとにターゲットユーザ層や特徴が異なるため、自社ホームページとの相性を考慮に入れて選択することが大切です。
ICT総研によると、日本のSNS利用者は8,270万人(普及率82%)で、2024年末には8,388万人に拡大すると予想されています。
お役立ち情報・新商品・キャンペーン情報など、最新情報をリアルタイムで手軽に発信でき、SNSの拡散力を狙いつつ自社ホームページへ集客できると期待できます。
ただし、フォロワーを増やすにはセンスが求められるため、炎上しないためのリテラシー対策も必要です。
2-1-4. MEO(地図エンジン最適化)
地域密着型のサービスを提供する企業の場合、MEOも効果的な集客方法です。
MEOは「Map Engine Optimization」の略で、主にGoogleマップを対象とした地図エンジンで最適化を図ることです。
例えば、ユーザがインターネットで「地域名+検索キーワード」で検索すると、地図と店名が表示されます。この地図エンジン上で上位表示を狙うのがMEO対策です。
MEO対策の具体的な手法として、まずGoogleビジネスプロフィールの登録を行います。
メインカテゴリを1つ、サブカテゴリを9つまで設定できますが、検索結果に大きく影響するため事業に適したものを登録することが重要です。「投稿」「情報」「メニュー」「写真」などさまざまな項目を活用して、Googleビジネスプロフィールを充実させましょう。
また、Googleビジネスプロフィールでは、ユーザからの良いクチコミも集客アップにつながると期待できます。しかし、ネガティブなクチコミが投稿される可能性もあるため注意が必要です。
丁寧に返信し誠実な対応を示すなど、悪いクチコミへの対応も検討しておくとよいでしょう。
2-2. Web広告出稿
次の集客の分野は「Web広告出稿」です。ここでは、主な施策として以下の4つの方法を解説します。
- ディスプレイ広告
- リスティング広告
- SNS広告
- 純広告
2-2-1. ディスプレイ広告
ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリ上の広告枠に掲載される広告のことで、バナー広告とも呼ばれます。 画像・動画・テキストを組み合わせて表示されるため、ユーザの視覚に訴えクリックを促せる点が特徴です。
ユーザの趣味好みや、過去にホームページを閲覧したことがあるユーザなどの「人」に対するターゲティングと、ターゲットが好みそうなWebサイトやコンテンツなどの「面」、それぞれに対しターゲティング配信が可能です。
他の主目的のコンテンツを見ている時に「たまたま目に留まる」というアプローチとなるため、商材によっては即コンバージョンを狙うのは難しいでしょう。
新規告知、再認知、金額が安いなど購入決断までの障壁が低い商材、サイトに何度も足を運んでくれているユーザへのもう一押し、などで有効な集客施策と言えます。
2-2-2. リスティング広告
リスティング広告は、GoogleやYahoo!など検索エンジンの検索結果ページに表示される広告です。 検索結果の上部に掲載されるため、特定のキーワードで検索したユーザの目に留まりやすい特徴があります。
ディスプレイ広告と同様で、クリック課金のため表示されただけで費用は発生しません。
また、「キーワード」に加えて「年齢」「地域」「時間」など詳細な条件でターゲットを絞り込めるため、ターゲット以外のユーザがクリックして無駄な費用が発生するリスクを軽減できます。
検索するユーザは何らかの悩みや興味を持っているケースが多く、自社広告が検索結果上位に表示されることで、クリックからコンバージョンまでの確率が比較的高くなると考えられます。
ただし、人気のキーワードは競合が多く、単価も高くなるため注意が必要です。
2-2-3. SNS広告
SNS広告は、Twitter・Facebook・Instagram・LINE・Youtube・TikTokなどに有料で出稿する広告のことです。
前述のようにSNSの利用者数は非常に多く、狙ったユーザ層に届けやすいことからコンバージョンに結びつけやすい特徴があります。
例えば、各種SNSはユーザの年齢層が分かれている傾向にあり、世代を考慮に入れつつプラットフォームを選択できます。 また、年齢・性別・ライフスタイルなど設定を絞り込んで、ピンポイントで広告配信ができるのもメリットです。
ただし、ユーザは受動的であるためサービス・商品によってはコンバージョンしにくかったり、過度の広告表示でネガティブなイメージを与えたりするリスクもあります。
2-2-4. 純広告
純広告は、雑誌・新聞・ポータルサイトなど特定のメディアの広告枠を買い取り、掲載期間や表示回数に応じて料金を支払う方法です。 広告枠を事前に予約するため、「予約型広告」とも呼ばれます。
他の広告と比較して費用が高いのがデメリットですが、契約満了まで確実に広告が掲載され、短期間での集客効果が期待できます。
純広告の主な種類は以下のとおりです。
- テキスト広告
Webサイト上の広告枠にテキストのみで表示され、リンク先URLをクリックできるようにします。
- バナー広告
広告枠のサイズに合わせてバナーを作成し、画像とテキストを合わせた広告を掲載します。
- 動画広告
動画で配信される広告で、動画の再生だけだったり、動画をクリックすることで広告主の設定ページへ誘導したりするケースがあります。
- リッチメディア広告
多くのデータ量を使って音声・動画を流したり、マウスの動きに反応したりして、ユーザ の五感に訴える広告です。
- 記事広告
Webメディアや雑誌などの媒体に、普通の記事形式で掲載する広告です。
2-3. その他のWeb集客施策の展開
ここでは、ホームページの集客力を維持するその他のWeb集客施策として、以下の5つの方法を解説します。
- インフルエンサーマーケティング
- メールマーケティング
- アフィリエイト
- 口コミ・比較サイト
- プレスリリース
2-3-1. インフルエンサーマーケティング
インフルエンサーマーケティングとは、SNSでフォロワーを数多く持つインフルエンサーに、商品やサービスのPRの依頼をする方法です。
インフルエンサーには、「ユーチューバー(YouTuber)」「インスタグラマー(Instagrammer)」「ティックトッカ―(TikToker)」「ブロガー」などがあり、フォロワー数に応じて以下の種類に分けられます。
- トップ/メガインフルエンサー
100万人以上のフォロワー数が目安で、人気芸能人・モデル・スポーツ選手などテレビや各メディアのトップで活躍している著名人が分類されます。
- マクロ/ミドルインフルエンサー
特定のジャンルで活躍しており、10万人~100万人のフォロワーを持つインフルエンサーです。 テレビ出演などマスメディアの露出は少ないものの、特定のジャンルに特化して大きな影響力を持ちます。
- マイクロインフルエンサー
1万人~10万人のフォロワーを持つインフルエンサーで、専門ジャンルや幅の狭い分野で活躍しています。 会社員や学生など一般人も多く、フォロワーとの距離感が近く共感を得やすいのが特徴です。
- ナノ/ライトインフルエンサー
1,000人~1万人のフォロワーを持つインフルエンサーで、友達感覚で距離感が非常に近いため、反響を得やすい特徴があります。
必ずしもトップインフルエンサーを起用することで集客アップが狙えるわけではなく、目的とターゲット層を明確にした起用が重要です。 また、起用するインフルエンサーによりターゲティングがしやすいなどメリットが多いですが、インフルエンサーの言動やステマ(ステルスマーケティング)による炎上のリスクもあるため注意が必要です。
2-3-2. メールマーケティング
メールマーケティングは、お問い合わせや資料請求などで得られた顧客リストにメールを送り、ホームページに集客する方法です。
SNSがコミュニケーションツールの主流となってきていますが、依然としてメール利用率も高く、特にBtoB(企業向け)でメールマーケティングは頻繁に利用されています。 メールマーケティングでよく使われる手法には以下のようなものがあります。
- メルマガ
メールマガジンの略で、新製品やキャンペーン情報などを顧客リストに一斉配信します。
- ステップメール
見込顧客が起こしたアクションを起点に、段階的にメールを送る手法です。
例えば、資料請求をした見込顧客に対して、数日に分けて「お礼」「無料トライアル」「他のおすすめ商品」などのメールを順番に送り、購買意欲を徐々に掻き立てます。
- リターゲティングメール
製品ページを見たりセミナーに参加したりするなど、何かしらのアクションを起こした見込顧客に「後押しメール」を送る手法です。
2-3-3. アフィリエイト
アフィリエイトは、ブログやSNSなどのメディアを運用する個人・企業(アフィリエイター)に、自社の製品・サービスを紹介してもらう方法です。
アフィリエイトは成果報酬型の広告形態で、自社の製品・サービスを紹介したコンテンツ経由で売上があると、報酬が発生します。
アフィリエイターとは、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)に登録することでつながり、初期費用・月額料金が発生するケースが多いですが、比較的コストを抑えて集客できるのがメリットです。
ただし、アフィリエイターのコンテンツをコントロールするのは難しく、紹介のされ方によっては誇大広告と受け取られるリスクもあるため注意が必要です。
2-3-4. 口コミ・比較サイト
口コミ・比較サイトに自社の製品を掲載してもらうことで、ホームページへの集客を狙う方法です。 これには、一括見積サイトやマッチングサイトなども含まれます。
口コミ・比較サイトを閲覧するユーザは、複数の製品を比較検討している段階で、購入意識が高いと期待できます。 これらのサイトのランキングで上位表示されると、コンバージョンの獲得や自社のブランディング向上につながるでしょう。
ただし、自社製品・サービスが競合よりも優れている、または何かしらの特徴がないと効果はあまり期待できません。
また、最終的には価格競争になり、価格を下げなければならないケースもあるため注意が必要です。
2-3-5. プレスリリース
プレスリリースは、新聞・雑誌・ニュースサイトなどのメディアに、自社の新製品リリースなどのニュースを有料で配信してもらう方法です。
メディアに取り上げられることで一定数の読者に認知してもらえ、自社ホームページのURLをクリックしてもらうことで集客が狙えます。 プレスリリースは単発の配信が可能で、例えば「PR TIMES」の場合、1件当たりの配信料金は3万円程度です。
また、プレスリリースと同時にパートナーメディアにも自動転載され、話題になることで取材依頼をされる可能性もあります。
しかし、自社が発表したプレスリリースがメディアに取り上げられなかったり、意図と反する内容の記事が掲載されたりするリスクもあるため注意が必要です。
2-4. オフラインやWeb以外の集客の活用
オフラインやWeb以外の方法で、ホームページの集客力を維持することも可能です。 活用できる集客方法として、以下の4つをご紹介します。
- セミナー・ウェビナー
- 配布物(チラシ・ポスティング)
- デジタルサイネージ・交通広告
2-4-1. セミナー・ウェビナー
セミナーやウェビナーも、ホームページの集客力を維持するのに効果的で、商品説明会・既存客へのフォロー・採用説明会・株主総会などで活用できます。
例えば、セミナーを開催して参加者にノウハウを提供し、悩みや課題への解決策として自社製品・サービスを紹介してからホームページへと集客します。 セミナー参加者は、自らセミナーに申し込んでいる能動的なタイプの人であるため、高いコンバージョン率が期待できます。
また、参加者のメールアドレスなど個人情報も得られるため、メールマーケティングにつなげられるのもメリットです。
最近では、ZoomやYouTubeライブなどを活用して、オンライン上で開催するウェビナーも増えています。
国内外場所を問わずに誰もが参加でき、録画したウェビナーを自社ホームページやYouTubeチャンネルで公開してより多くの潜在顧客層にアプローチできるのもメリットです。
2-4-2. 配布物(チラシ・ポスティング)
ホームページの集客力を維持するために、広告・宣伝のチラシを郵便受けへ直接投入するポスティングも活用できます。
チラシにはホームページのURLやQRコードを記載して、関心を持った人がアクセスするよう促します。 ポスティングをするにはエリアが限定されますが、デザインしやすいことや見てもらえる可能性が高く即効性が期待できるのがメリットです。
チラシを見る人の好奇心を刺激するために、クイズ形式または疑問・悩みを提起し、「答えはホームページで!」と記載するなど、ホームページへのアクセスに促す工夫が必要です。
2-4-3. デジタルサイネージ・交通広告
デジタルサイネージ・交通広告のように、多くの人の目に触れる媒体をとおしてホームページの集客につなげるのも効果的です。
- デジタルサイネージ
映像による電子看板のことで、小売店舗・商業施設・公共施設・オフィスなど、さまざまな場所に設置できます。 高輝度の液晶パネルやLEDパネルを使用しており、ポスターや掲示板と比較して、目を向けてもらいやすいのが特徴です。
また、動画で情報を伝えたり、内容を変更して鮮度の高い情報を掲載できたりするメリットもあります。 「○○で検索!」などと表示してキーワードを教えることで、ホームページに集客できると期待できます。
- 交通広告
公共の乗り物を利用する人が毎日目にするのが交通広告です。
例えば、電車内の液晶ディスプレイに動画を流すトレインチャンネルや、後部座席にモニターを設置して乗客に見てもらうタクシー広告などがあります。 気になる情報をスマホユーザがその場で検索するケースもあり、即効性が期待できます。
3. 集客方法を選ぶ際のポイント
ホームページの集客力を維持する方法は多種多様です。 期待している効果を得るには、数多くの集客方法から自社に合ったものを選ばなければなりません。
集客方法を選ぶ際の大切なポイントとして、以下の3つが挙げられます。
- 予算・時間
- ターゲット
- 競合
ここでは、それぞれのポイントを解説します。
3-1. 予算・時間
ホームページへの集客方法には、無料のものと有料のものがあるため、かけられる予算や費用対効果を考えて決める必要があります。
費用をかけたくない、またはかけられる費用が限られている場合は、SEO対策を意識して自社コンテンツを充実させたり、SNS運用に取り組んだりできるでしょう。 効果を発揮するには時間がかかりますが、軌道に乗ればある程度の集客が期待できます。
また、コツコツと投稿する自社コンテンツは、SNSでシェアしたり、セミナーや広告などに二次利用したりできるのもメリットです。
費用をかけて即効性を求める場合は、ディスプレイ広告・リスティング広告・SNS広告などを活用できます。 ただし、過剰な露出でユーザに嫌がられるリスクもあるため注意が必要です。
3-2. ターゲット
ホームページへの集客方法を選ぶ際に、ターゲットを明確にすることも重要です。
例えば、顕在層と潜在層のどちらをターゲットにするかで、集客方法は異なります。 顕在層は、自社製品・サービスに関連する悩みを抱えていて、特定のキーワードで検索すると考えられる人です。
そこで、適切なキーワードを設定して、リスティング広告・外部SEO対策・YouTubeチャンネル・MEOなどを活用できるでしょう。
また、SNS運用やSNS広告を活用する場合は、SNSの種類とユーザの年齢層などを考慮に入れた施策が重要です。
例えば、Twitter・TikTokは比較的年齢層の低いユーザに好まれているのに対し、Facebook・YouTubeを好むユーザの年齢層は若干高いといわれています。
上記のように、活用する集客方法や種類、コンテンツに関しても、ターゲットを明確にしてから選択して施策に取り組む必要があります。
3-3. 競合
ホームページの集客力を維持する方法を選ぶ前に、競合の調査・分析も欠かせません。
例えば、SEO対策を意識して自社コンテンツを充実させようとする場合、すでに力の強い競合がいることで、期待しているほどの集客効果が得られないことも考えられます。
そこで、競合のホームページを調査して、ターゲットや強みなどを分析します。 ブランド力や企業規模などで真正面から打ち勝てない場合は、競合にない自社の強みを前面に出して、ニッチなキーワードで対抗できるかもしれません。
また、SNS広告・YouTube広告・メールマーケティングなど、競合と並んで比較されることの少ない施策を試してみるのもよいでしょう。
4. ホームページで集客するなら継続的な対策がカギ
冒頭にて、ホームページは数ヵ月~1年も経てば集客効果は下がってしまうと記載しましたが、そのためには「継続的なホームページの更新対策」が必要になります。
以前ならば「ホームページを作ったら集客効果が続いていた」「リニューアルをする2〜3年の間はほったらかしていても大丈夫」と言われていた時代もありました。しかし現在のホームページは「営業活動の集客施策としては必須」であり、それを維持運用することが非常に重要になっています。
しかし、ホームページ作成のご依頼者様の多くは「作ったあと」のことまで検討が及んでいないことが多いです。 制作パートナーに依頼する際には必ず「効果を継続させるにはどうしたらいいか?」も聞いてみて下さい。
サービシンクでは中長期的な運用までを見越した設計を得意とし、コストメリットを提示することを信条としているため、 必ず「ホームページの立ち上げ・リニューアルまで」と「公開をした後」のお話をするようにしています。
6. まとめ
ホームページで集客する16種類の方法と、手段を選ぶ際のポイントをまとめました。
ホームページを作成またはリニューアルしても、放置していては集客力が落ちてしまいます。 集客効果を保つには継続的な施策を講じる必要があり、そのためのノウハウも必要です。
ホームページを作った後の「保守運用」「継続的な更新」は、その道のプロである制作会社に任せるのが最も効果的です。 ホームページの現状を調査・分析し、具体的に何をしたらよいかを熟知しているのはホームページ制作会社といえるでしょう。
サービシンクでは、集客・作り方・内部SEOなどホームページ制作に関するご相談に、プロの視点でお答えする「無料相談・サイト診断」を提供しています。ぜひお気軽にお問い合わせください。
Webサイト・システムの
お悩みがある方は
お気軽にご相談ください
出張またはWeb会議にて、貴社Webサイトの改善すべき点や
ご相談事項に無料で回答いたします。