【2026年版】検索結果で上位に表示されるためのSEO対策の内部施策・外部施策とは?

コロナ禍以降を経て、営業・採用・広報などあらゆる領域で「まず検索して比較検討する」という行動がより一般的になりました。いまやBtoBでもBtoCでも、ユーザーは問い合わせ前に検索し、複数社を見比べ、納得してから意思決定します。
そのため「Web戦略に力を入れたい」「自社の強みを必要な人に届けたい」と考え、SEO対策に取り組む企業は年々増えています。
一方で、「SEO対策ってよく聞くけど、具体的に何をしたらいいかわからない!」というWeb担当者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、SEO対策とはどういうものなのか、そしてSEO対策の効果を高めるために具体的に何をしたらよいのかを、基礎からわかりやすくご説明します。
目次
SEO対策とは?
SEO対策とは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称です。
ただし現在のSEOは、単に検索エンジンの“仕様”に合わせる作業ではありません。
検索ユーザーが抱える疑問や課題に対して、わかりやすく、正確で、信頼できる情報を届けるための取り組みです。
SEO対策を通してWebコンテンツを改善することで、読み手にとってより読みやすく役に立つ情報に変えることができ、コンバージョン(成約)にもつながります。「検索結果の上位に表示させること」だけを目的にするのではなく、まずは流入してきたユーザーの問題解決につながる質の高いコンテンツを制作することを心がけましょう。
SEOのしくみを理解しよう
有効なSEO対策をするため、検索エンジン最大手のGoogleを例にどのように検索順位(検索結果の表示順)を決めているのかを理解していきましょう。
- 「クローラ」と呼ばれる自動プログラムがインターネット上を巡回し、Webサイトのデータを収集・保存する
- 収集した情報をインデックスと呼ばれるGoogleのデータベースに登録する
- 登録された情報をもとに、さまざまな評価要素を加味してWebサイトが評価され、表示順位が決まる
Googleは、検索ユーザーの疑問に対して「役に立つ」「信頼できる」情報をできるだけ上位に表示させたいと考えています。
そのためSEOで高い評価を得るには、Googleに対して大きく次の2つの観点から改善を行います。
- 他のサイトやユーザーから信頼され、参照されていること(外部からの評価)
- コンテンツ自体が、検索意図に沿っていて、正確で、読みやすいこと(内部の品質)
また近年は、検索結果にAIが要約回答を提示する「AI検索(AI Overviews)」のような仕組みも広がっています。AIが回答を作る際には、信頼できる情報源として参照しやすいページ(=構造が明確で、主張の根拠が示され、内容が網羅的で正確なページ)が選ばれやすくなります。
つまり今後は「順位を取ること」だけでなく、「AIにも引用・要約されやすい情報源になること」も意識したコンテンツ作りがより重要になります。
SEO対策の外部施策と内部施策
外部施策・内部施策とは?
SEO対策は上記で説明した2つの観点で「外部施策・内部施策」の2つに分類されます。
コンテンツが他のサイトから評価を受け参照されていることを伝える施策をSEO対策の「外部施策」、検索意図に沿った良質なコンテンツであることを伝える施策をSEO対策の「内部施策」と言います。
外部施策では、他サイトから自社サイトへ向けられたリンク(被リンク)や言及など、外部からの評価の獲得がテーマになります。ただし重要なのは「数」ではなく「質」と「自然さ」です。
一方、内部施策は、Webサイトの内部を正確に評価されやすいように整備し、ユーザーが使いやすい状態を作ることを目指します。これには既存コンテンツの品質を上げることや、サイト構造を整えることが有効です。

外部施策
外部施策は、被リンクや言及など外部からの評価を獲得する取り組みです。
ただし現在のSEOでは、被リンクは「集めれば勝ち」というものではありません。関連性の低いページからの不自然なリンク、意図的なリンク操作は評価につながらないだけでなく、リスクになることもあります。
万が一、不自然なリンクが大量に増えるなどの問題が疑われる場合は、リンク元の確認を行い、必要に応じて適切な対応(否認の検討など)を行います。ただし、そもそも外部施策は自社だけでコントロールしづらく、「小手先の改善」で成果を安定させるのは難易度が高い領域です。
一例として、キーワードの量産を目的に支離滅裂な文章を自動生成するようなプログラムを使って生成したWebコンテンツからの被リンクには重いペナルティが課せられています。
だからこそ、まずは内部施策でコンテンツの品質を高め、ユーザーにとって本当に役立つ情報を継続的に発信することが重要です。結果として、自然な形で参照(リンクや引用)が集まりやすくなります。
内部施策において、従来のSEOではキーワードを含めることや更新頻度を高めることが重視されていました。しかし現在は、検索意図に対して過不足なく答えられているかが最も重要な評価ポイントとなっています。
その背景として、Googleがコンテンツ品質の判断基準として重視している考え方に E-E-A-T があります。
E-E-A-Tとは、Experience(経験)/Expertise(専門性)/Authoritativeness(権威性)/Trust(信頼) の4つの要素を指し、「その情報が本当に信頼できるか」を評価する枠組みです。
そのため、内部施策では単に情報を増やすだけでなく、
- 検索意図に合っているか
- 情報として信頼できるか
- ページやサイト全体が使いやすいか
といった、ユーザー体験を中心とした総合的な品質が求められます。
特に、一次情報や実体験に基づく具体的な内容(事例・背景・検証結果など)を盛り込むことは、E-E-A-Tの「経験」や「信頼性」を強く示すうえで重要です。
以下では、これらの観点(E-E-A-T)を踏まえて、具体的な施策に落とし込んだ内容を紹介します。
1.コンテンツ品質と検索意図への最適化
従来のSEOでは、キーワードを含めることや更新頻度を高めることが重視されていました。
しかし現在は、検索意図に対して過不足なく答えているかが最も重要な評価ポイントです。そのため、次のような視点でコンテンツを見直す必要があります。
- ユーザーは「なぜこのキーワードで検索したのか」
- どの段階(情報収集/比較検討/意思決定)にいるのか
- そのページで疑問が解消されるのか、次の行動が明確になるのか
また、情報の鮮度よりも 正確性・網羅性・一貫性 が重視されます。
一次情報や実体験に基づく内容、具体的な背景説明は、E-E-A-Tの観点でも重要です。
FAQ形式で疑問を整理したり、内容を論理的な構造でまとめることは、
ユーザーだけでなく検索エンジンやAIにも理解されやすいコンテンツにつながります。
2.サイト構造とクロール・インデックスの最適化
検索エンジンがサイトを正しく評価するためには、どのページが重要で、どのような構造になっているのかが明確である必要があります。そのために活用するのが XMLサイトマップ(サイト内のURL一覧をまとめたXML形式のファイル) です。
XMLサイトマップは、検索エンジンに対して「このサイトにはこういうページがあります」と伝えるためのものであり、重要なページを適切にクロール・インデックスしてもらうための基盤となります。
XMLサイトマップは、単に送信するためのものではなく、Search Consoleを通じてインデックス状況を確認し、不要なページや重複ページが評価対象になっていないかを管理する役割を持ちます。
また、ページ数が増えるほど、
- 重要なページが埋もれていないか
- 古くなったページが放置されていないか
といった点も内部施策として見直す必要があります。
これはクロール効率の改善だけでなく、サイト全体の品質を保つための整理という意味合いも持っています。
3.内部リンクと情報のつながりの設計
内部リンクは、検索エンジンのためだけの施策ではありません。
ユーザーが必要な情報に迷わず辿り着けるかどうかを左右する重要な要素です。
次のような点が重視されています。
- 関連性の高いページ同士が論理的につながっているか
- アンカーテキストがリンク先の内容を自然に説明しているか
- サイト内で特に重要なページに、適切にリンクが集まっているか
内部リンクを適切に設計することで、検索エンジンはページ同士の意味的な関係を理解しやすくなり、ユーザーは情報を比較・整理しながら次の行動を取りやすくなります。
結果として、回遊率の向上やコンバージョン改善にもつながります。
4.ユーザー体験(UX)と技術的な品質
内部施策では、表示速度や操作性といった技術的な要素も無視できません。
ユーザー体験を評価する指標として知られるCore Web Vitalsに代表される指標では、順位を押し上げるためのものではなく、最低限満たすべき品質ラインとして定着しています。
ページの表示が遅い、操作しづらいといった状態は、ユーザーの離脱につながり、結果として評価も下がりやすくなります。
そのため内部施策としては、
- モバイル環境での読みやすさ
- 表示速度や安定性
- 操作時のストレスの少なさ
といった点を継続的に確認し、改善していくことが重要です。
SEO対策をコンバージョンにつなげるには
SEO対策は「アクセスを増やす」だけでは完結しません。特にAI検索(AI Overviews)のように、検索結果上で要点が要約され、サイトにアクセスしなくても疑問が解決されるケースが増えると、単純なPV増だけを狙う戦略は成果につながりにくくなります。
そのため、SEOで流入したユーザーをコンバージョンにつなげるには、次の視点が重要です。
- 検索意図に対して、ページ冒頭で結論や要点がわかる(離脱を防ぐ)
- 具体例、事例、比較、手順、チェックリストなど「次の行動」に必要な情報を用意する
- 問い合わせ・資料請求・予約など、ユーザーの検討段階に合った導線(CTA)を設計する
- 記事単体ではなく、関連ページへの回遊で理解が深まるサイト構造にする
「情報を全部書き切る」ことが正解とは限りません。ユーザーが次に知りたいこと、次に不安になることを先回りして用意し、自然な流れで相談・問い合わせへつなげる設計が重要です。
SEO対策の難しさは「継続すること」

上記でも述べたように、SEO対策は外部施策・内部施策ともに頻繁なアップデートがあり指標が変わっていくため、SEO対策をコンバージョンにつなげるためには「継続的に対策を行なっていくこと」が大事であると言えます。
例えば、ユーザー体験を評価する指標として知られるCore Web Vitalsは、表示速度や操作の快適さなどを通じて「使いにくいWebページになっていないか」を測る考え方として定着しています。
しかしながら「自社内ではWeb事業に関わり続ける時間とリソースがない」というのが多くの担当者様の悩みかと思います。

Web制作・システム開発会社のサービシンクでは、制作の際に基本的なSEO内部施策の実装を当たり前としています。また細やかな対応や実績を評価いただき運用保守をまかせていただくお客様も多く、継続的にWeb事業をサポートすることができます。
サービシンクの強みは「ヒアリングを通してお客様のビジネスフローを根本から理解し企画からWeb事業に携わることができる」ことです。SEO対策だけでなく、商品の企画から制作・開発、運用保守まで一貫してお客様のビジネスをサポートできます。この強みをいかしこれまでも大手不動産会社をはじめとした多くのお客様から事業パートナーとして選ばれています。
また、外部施策が課題のお客様にも、パートナーをご紹介することが可能です。
何を相談したら良いかわからないご担当者様も、まずはご相談ください。お客様に寄り添い、お客様の事業課題の解決のために考え抜くことがサービシンクのサービスです。
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