【検索結果で上位に表示されるために】SEO対策の内部施策・外部施策とは?

検索エンジン最適化ってなに?

コロナウイルスの影響でお客様に直接営業をかけることが困難になった近年、「Web戦略に力を入れたい」とSEO対策に乗り出す企業は増えているのではないでしょうか。
しかし「SEO対策ってよく聞くけど具体的にどうしたらいいかわからない!」というWeb担当者の方のために、SEO対策とはどういうものなのか?SEO対策の効果を高めるためには具体的に何をしたらいいのか?をご説明していきます。

 

SEO対策とは?

SEO対策とは「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称です。
SEO対策をしているWebコンテンツほど、GoogleやYahoo!といった検索エンジンで上位に表示されるようになり自然流入が増えます。

SEO対策を通してWebコンテンツを改善することで、読み手にとってより読みやすく役に立つ情報に変えることができ、コンバージョン(成約)につなげることもできます。そのため検索結果の上位にコンテンツを表示させることだけでなく、まずは流入してきたユーザーの問題解決につながる質の高いコンテンツを制作することを心がけましょう。

SEOのしくみを理解しよう

有効なSEO対策をするため、検索エンジン最大手のGoogleを例にどのように検索順位を決めているのかを理解していきましょう。

    1. 「クローラ」と呼ばれる自動プログラムがインターネット上を巡回し、Webサイトのデータを収集・保存する
    2. 収集した情報をインデックスと呼ばれるGoogleのデータベースに登録する
    3. 登録された情報をもとにランキングエンジンがWebサイトを評価し順位が確定する

Googleは、キーワードと関連度の高い良質なコンテンツをできるだけ上位に表示させたいと考えています。
そのためSEOで高い評価を得るには、Googleに

  • 他のサイトから評価を受け紐づけられていること
  • 良質なコンテンツであると伝えること

の2つの観点からWebコンテンツの改善を行います。

 

SEO対策の外部施策と内部施策

外部施策・内部施策とは?

SEO対策は上記で説明した2つの観点で「外部施策・内部施策」の2つに分類されます。コンテンツが他のサイトから評価を受け紐づけられていることを伝える施策をSEO対策の「外部施策」、良質なコンテンツであることを伝える施策をSEO対策の「内部施策」と言います。

外部施策では主に被リンクの数(外部のサイトから自身のサイトに向けられたリンクの数)の獲得を目指します。 この被リンクが多ければ多いほど、有益なサイトであるとGoogleから評価されるようになります。また内部施策は、Webサイトの内部を正確に評価されやすいように整備することを目指します。これには既存のコンテンツの質を上げることが有効です。

データを利用する

 

外部施策

外部施策は被リンク数の獲得を目指すと書きましたが、数だけでなく質も重要です。現在では、関連性の低いページから受けた被リンクはペナルティの対象となってしまいます。
一例として、キーワードの量産を目的に支離滅裂な文章を自動生成するようなプログラムを使って生成したWebコンテンツからの被リンクには重いペナルティが課せられています。 万が一Googleからペナルティを受けてしまった場合は被リンクリストを確認し、Googleのガイドラインに反する外部リンクを削除または否認して、再審査リクエストを行いましょう。

このように外部施策には十分な注意が必要であるほか、本来のコンテンツではない部分への調整が必要になってくるため、小手先での改善は難易度が高いです。
まず先に内部施策を行い、自然な形での被リンク獲得を目指すべきでしょう。

内部施策

内部施策を行うには以下の3つの観点で対策を行うことが重要です。

  • クローラがサイトのコンテンツを正しく参照できるか
  • クローラが巡回をしやすいようなWebサイトの「地図」があるか
  • ユーザーにとって見やすいページかどうか

それぞれの観点から具体的な施策に落とし込んだものを以下でご紹介します。

1.サイト内のコンテンツを最適化する

コンテンツの内容がベストな状態(最新の情報が上がっている、タイトルが本文の内容を正確に表しているなど)でなければ、クローラにサイトの内容を正確にインデックスしてもらえません。 クローラにコンテンツの内容を正確に参照してもらうための具体策としては以下の2つが挙げられます。

  • サイトの更新頻度をあげる

    Google検索エンジンは更新頻度の高いサイトに対して、優先的にクローラを送り込んできます。 コンテンツの更新頻度をあげることで、クローラの巡回頻度をあげることができます。

  • HTMLを適切に設定する

    実はクローラは人間の言葉を理解できません。そのためクローラがコンテンツを理解するためにWebサイトは「HTML」と呼ばれる言語で構成されています。コンテンツの見出しやリンクに「見出しタグ」「リンクタグ」をつけることで、クローラは初めてその内容が見出しやリンクであることを理解することができます。

    見出しタグのなかでも「もっとも大きな見出し」という意味を表す「h1タグ」は、Googleの検索エンジンがページの内容を把握するために最初にみる重要なタグです。 h1タグにはコンテンツの内容を簡潔に表したタイトルを入れるようにしましょう。

 

2.XMLサイトマップを送信する

クローラは、すでにインデックスされているサイトのリンクを辿って新たなサイトを巡回します。しかし、立ち上げたばかりのWebサイトはどこにも存在を知られていないためクローラが巡回してくれません。そんな時はXMLサイトマップと呼ばれるクローラ向けのWebサイトの「地図」を送信することが有効です。
XMLサイトマップを送信することでクローラに巡回の依頼ができ、クローラはXMLサイトマップを元にコンテンツを網羅的に巡回するため、インデックス漏れが少なくなります。

経路を辿る

 

3.内部リンクを最適化する

内部リンクとは、Webサイト内のコンテンツ同士を繋ぐリンクです。クローラはリンクを辿ってリンク先へと巡回します。内部リンクを最適化することでクローラが巡回しやすくなり、インデックスされやすくなります。また、関連性の高いコンテンツ同士をつなげることはユーザーの見やすさ・探しやすさに繋がり質の高いコンテンツと判断され、結果的にGoogleからの評価が期待できるようになります。
ただし、単純に内部リンクを増やしたからといって検索順位が上がるわけではありません。リンク先が関連性の低いコンテンツだとGoogleからの評価を得ることができず、SEO対策の効果が見込めなくなってしまいます。

これを回避するには、サイト内の関連する質の高いコンテンツへのリンクを増やしていくことが内部リンクを最適化する上で重要になります。

最適化の具体例としては以下の2つが挙げられます。

  • 「パンくずリスト」を設置する
    • パンくずリストとは、前後のページと今いるページの位置関係を記したナビゲーションリンクのことです。パンくずリストを設置することでユーザーにどんな内容のコンテンツなのか把握しやすくし、ユーザーが求めているページに素早くたどり着けるようになります。
  • HTMLサイトマップを作成する
    • HTMLサイトマップとは、Webサイト内の各ページへのリンクをまとめたページのことです。 HTMLサイトマップは、XMLサイトマップとは違い、主にユーザビリティの向上を目的としています。サイト内のページ数が多くなってくると、ユーザーは目的のコンテンツを見つけづらくなってしまいます。 そこで、各ページへのリンクを1つのページにまとめることでユーザーが目的のコンテンツに辿りつきやすくなります。

 

SEO対策をコンバージョンにつなげるには

SEO対策の難しさは「継続すること」

上記でも述べたように、SEO対策は外部施策・内部施策ともに頻繁なアップデートがあり指標が変わっていくため、SEO対策をコンバージョンにつなげるためには「継続的に対策を行なっていくこと」が大事であると言えます。

つい最近も、2021年5月からcore web vitalsというSEOの評価指標が追加されることが発表されました。このアップデートにより、例えばコンテンツの表示が遅い、スクロールやクリックなどの反応が悪いなどのユーザが使いにくいWebページの評価が今より低くなります。
しかしながら「自社内ではWeb事業に関わり続ける時間とリソースがない」というのが多くの担当者様の悩みかと思います。

外部パートナーに頼る選択肢も検討して

Web制作・システム開発会社のサービシンクでは、制作の際に基本的なSEO内部施策の実装を当たり前としています。また細やかな対応や実績を評価いただき運用保守をまかせていただくお客様も多く、継続的にWeb事業をサポートすることができます。

サービシンクの強みは「ヒアリングを通してお客様のビジネスフローを根本から理解し企画からWeb事業に携わることができる」ことです。SEO対策だけでなく、商品の企画から制作・開発、運用保守まで一貫してお客様のビジネスをサポートできます。この強みをいかしこれまでも大手不動産会社をはじめとした多くのお客様から事業パートナーとして選ばれています。
また、外部施策が課題のお客様にも、パートナーをご紹介することが可能です。

何を相談したら良いかわからないご担当者様も、まずはご相談ください。お客様に寄り添い、お客様の事業課題の解決のために考え抜くことがサービシンクのサービスです。

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