サービシンクの考える「スマートフォンの終焉と次のデジタル体験」の未来予測

スマートグラスを装着した女性

東京のWeb制作・ホームページ制作・システム開発会社サービシンクの代表、名村です。

スマートフォンが全盛の時代になって10年ぐらいが経ちました。
今日はこの「スマートフォン全盛」の次の時代の事を書きたいと思います。

スマートフォンの一世代前、「フューチャーフォン(ガラケー)」時代を知っている人にとっては、当時携帯電話にカメラやWeb閲覧機能、さらにはおサイフケータイといった機能が組み込まれていった流れは「フューチャーフォン(ガラケー)で何でもできる時代になる」と思っていました。

しかしアップルが作り出したiPhoneが全てをひっくり返してしまいました。

まさに故スティーブ・ジョブズがiPhone発表のプレゼンで言っていた「数年に一度、全てを変えてしまう新製品が現れる」状態になった訳です。

そしてこの言葉の通り、iPhoneは「スマートフォン」という時代を作り上げました。
いまや「あらゆる」といっていいほどのものがスマートフォンに連携をしていく時代になった訳です。

一方別の観点で考えると、スマートフォンが世に出てから特にここ数年の間「スマートフォンのアプリ」は進化をしたかもしれませんが、「製品」としては明らかに成熟し、進化が止まってしまいました。

近年のスマートフォンの新製品は「カメラ」「画面解像度」「処理速度」「データ容量」といった「これまでの筐体のスペックアップ」以外にはほとんど変わっていません。

デジタルの世界で「Windows95の登場」「iMacの登場」「iPhoneの登場」といった「全てを変えてしまう」ようなレベルの変化はここ数年、全く起こっていないのです。

スマートフォン終焉前夜

私はこの数年の流れは、いろいろなモノの成長が止まる「停滞期」だと思っています。
逆にいえば「何か猛烈なイノベーションが起こる前夜」とも言えます。

われわれサービシンクは「サービスを考える=Service+Think」をその根幹としています。それゆえ「ITのこの次の流れはなんだろうか?」ということも常々考えています。

そしてその観点で私は「スマートフォンはあと数年で終わる」と感じています。

「スマートフォン全盛」という渦中において「そんなことはないよ」「これ以上のものはでないでしょ」と思うのは当然です。
私もこう言いながら半分は「実際まだまだ続くでしょ・・・」と思う所があります。

ですが、フューチャーフォン(ガラケー)の末期は同じようなことを思っていた人が多数でした。 また当時、Docomoが提供していたi-modeは「Docomoは世界を取った」と思えるようなインフラでした。

しかしそれらは全部終わったのです、しかもたった10年で・・・。

住宅や車といったものでも、体感できる変化は少ないですけどイノベーションがやはり数十年単位では起こっています。

とすれば「現時点で盤石なものでも、数年〜十数年で必ず変化する」ことを念頭に「次の何か」を探していく感覚はすごく重要です。

ではその「数年に一度、全てを変えてしまう新製品」とは何か?です。

私は当初それが「スマートウォッチ」になると思っていました。

特にスマートウォッチとしては世界的には出遅れたものの、アップルが「Apple Watch」を出すと言ったとき、私は「きっとあのアップルが出すのだから、iPhoneがでた当時のような世界を一変するようなものを出してくるはずだ」と思っていました。

ですが、実際には違いました。
Apple Watchは私もSeries1、Series3、Series4を買いましたが期待していたものではありませんでした。

Series3‎、Series4‎‎ではLTEモデルを買いましたが「iPhoneを常に持ち歩いている」状態ではほとんど恩恵が感じられるものではありませんでした。(スポーツ等で「一定期間スマホを持てない」状態がない人には、Apple WatchのLTE版はほぼ意味がないと思っています)

新しい技術的な話でいえばガートナー社の「最新テクノロジのハイプ・サイクル」が有名ですが、それを追いかけると「次」の可能性が見えてきます。

gartner-hype-cycle2018

https://www.gartner.co.jp/press/pdf/pr20180822-01.pdf より引用

スマホの次は「MR(複合現実)デバイス」=スマートグラス

私はこれを書いている時点(2019年3月4日)でスマホの次は「MR(複合現実)」を実現するデバイスと考えています。要は「スマートグラス」です。

まずその前に「xR(◯◯現実)」系の整理です。

VR(仮想現実)

「VR(仮想現実)」は映像の世界(仮想現実)に実際に入り込んだかのような体験ができる技術です。顔の目の部分を完全に覆うヘットマウントディスプレイをつけることで、あたかも可能に作られた世界にいるかのような「没入感」が得られます。

人間は視覚からの情報によって、実体験していない重力加速度(G)を感じることが出来てしまいます。
東京では新宿などでVR体験型のゲームセンターや、池袋のSKY CIRCUS サンシャイン60展望台でもVR体験アトラクションが設置されています。(SKY CIRCUS サンシャイン60展望台は最近利用可能年齢が、13歳(中学生)から7歳以上に引き下げられたりもしました)

SKY CIRCUS サンシャイン60展望台

http://www.sunshinecity.co.jp/campaign/cp/vr/ よりキャプチャ掲載

 

VRによって実際に「その場行かないとできない体験」「その職業にならないと出来ない体験」「実際にはどうやっても出来ない体験」といったことを対感覚として理解できる可能性が期待されています。

AR(拡張現実)

「AR(拡張現実)」は現実の世界に仮想の世界を重ねて「拡張」する技術。
有名なところではスマートフォンゲームアプリ「ポケモンGO」、カメラアプリ「スノーSNOW(Android)(iOS)」。

カメラを通して見ている(見えている)世界に、CG合成を行うというものです。

単純に現実世界にCGを合成したものですので、CGの品質によって大きく「感じ方」が変わります。一方で「ポケモンGO」のように前提となる世界観によってはあからさまなCGであっても納得感といったものが生まれます。

ポケモンGO

https://www.pokemongo.jp/ よりキャプチャ掲載

 

点検作業の指示などで、これまでの「指示書をみて実際の場所と突き合わせをして」ということから、実際の場所に指示書がオーバーラッピングされ、触るべきスイッチなどを間違えようがなく示すことができることなどに期待されています。

先日私がクラウドファンディングのkickstarterで出資をしていて手元に届いた「Arrim ONE」もスマートフォンに接続してARで画面上に寸法を表示させることができるデバイスでしたし、iOS12には「計測」アプリが組み込まれARでの採寸が可能になっています。

MR(複合現実)

AR(拡張現実)をさらに発展させたのが「MR(複合現実)」。

カメラやセンサー、位置情報といったものを処理し、AR(拡張現実)で表示されているCG等の後ろに回ったり、触ったりすることもできる「MR(Mixed Reality)」。

ちょうど先日Microsoftの「Microsoft HoloLens」のバージョン2の「HoloLen2」を発表しました。

Microsoft HoloLens

 

日本でもキャノンが「MREAL(エムリアル)」という「MR(複合現実)」に関しての研究をしています。

これらが「VR(仮想現実)」「AR(拡張現実)」「MR(複合現実)」のまとめとなります。

なぜ「スマートグラス」なのか?

これには理由があります。
冒頭に書いた「スマートフォン」がここ数年全く変化が起こせていない理由の逆算です。

ここを読んでいる多くの方は毎日、毎時間スマートフォンを見ている方が多いと思います。その時の動作は「ポケットからスマホを出してスイッチをいれて画面を見る」。

電源を入れる動作がボタンタッチからアイトラッキングになった・・・というような違いがありますが、大きな流れでいえば些末なものです。

そしてスマートフォンの画面に対しては「大きくなると見やすいが、片手で持てなくなる」という相反するニーズが顕在化するようになりました。

ここから先現在のスマートフォンの形ではブレイクスルーと言えるほどの発展は見込めないはずです。

それは先日発表になった二つ折り画面スマホの「Galaxy Fold」「HUAWEI Mate X」ですらも本質は同じで、本質的には「持ち運びと画面サイズの拡大」の模索の過渡期に「既存技術の発展+曲げられるディスプレイ(「FULL ACTIVE FLEX」やフレキシブルディスプレイなど)」を組み合わせただけに過ぎません。(と言っても、プロダクトとしての面白さとそれからどんな体験が出来るのか?には名村は惹かれています)

としたとき、最終的に問題になってきているのは「画面のあり方」です。

モニターの歴史でいれば、25年前「600✕480ピクセル」がパソコンの主軸であったものが、今や5Kモニターが存在し、解像度は「5120✕2880ピクセル」まで拡張されました。

実際スマートフォンでも、数字の見方はいろいろあるとしても、初代iPhoneが320×480ピクセル 163ppi、それがiPhone XS Maxでは2688×1242ピクセル 458ppiになっています。

これらの観点からスマートフォンは恐らく現状で限界を迎えているのだと感じています。

その時必要になってくるのが「モニター」の拡張となってきます。
それゆえ私はスマートフォンの次は初期は「AR(拡張現実)」、その後は「MR(複合現実)デバイス」としての「スマートグラス」が生まれると感じています。

実際スマートフォンをメールやチャット等の通知モニターとして使っている人がいると思いいます。ではその通知が目の前に出てきたらどれほど便利でしょう。

Macには「通知センター」の機能があります。しかし画面サイズが大きくなったが故に、その通知が視野に入らなくなってきている人がでてきています。

またすでにさまざまな通知情報はパソコンだけで見るものではありません。
実際には、電車に乗っている時、車に乗っている時、会議をしている時といった状態でも通知を受け取る必要があります。

その一つは確かにスマートウォッチが担いました。しかし「通知」のみであり、やはり「時計自体を見なければならない」というアクションは残る上「通知」でしかないために、全体の情報取得には向いていません。

スマートウォッチが悪いとはいいません。

しかし「ブレイクスルー」「全てを変えてしまう」と呼べるものか?というと足りません。それゆえ「MR(複合現実)デバイス」の登場を期待しているのです。

「MR(複合現実)デバイス」と感じるもう一つの理由

先程ガートナー社の「最新テクノロジのハイプ・サイクル」について書きました。

2018年の発表をみると、「MR(複合現実)」「AR(拡張現実)」は幻滅期に入っています。

ハイプ・サイクル:2018年の幻滅期抜粋

https://www.gartner.co.jp/press/pdf/pr20180822-01.pdf より抜粋

 

この幻滅期というのは「思ってるより大したことなかった」ではなく、「市場に適したものとなるために、さらなる発展を遂げる期間に入った」ことを意味しています。

逆に言えば「ハイプ・サイクル(hype cycle)」の初期の頃は過度の興奮や誇張であり、過度の興奮と非現実的な期待が生じます。それが落ち着いてきた中、VRやARが「ゲーム」というチャネルで少しずつ成熟しつつあります。

これらからも、「MR(複合現実)」が過度な期待を超え、実際のデバイスとなって登場する前夜なのではないか、と思っています。

音声入力ではないの?

Googleの「Google Home」、Amazonの「Alexa」がでたとき、私は音声入力の可能性を一瞬感じました。

実際自宅でAlexaを使い、幾つかの家電を音声入力で動くようにしました。

スマートスピーカーイメージ

istockphoto より

 

その中で感じたのは「音声入力は確実に、しかし緩やかに日常に溶け込んでいくもの」であるという感覚です。

一度慣れると音声入力の利便性は圧倒的です。LINEやFacebook Messengerなどの返事等であれば音声入力をした方が圧倒的に早いです(しかもかなり正確に音声を文字にしてくれます)。

しかし、音声入力には「すべてを変えてしまう」ほどの強烈な破壊力はありません

また実際に「他者がいる前での音声入力」はまだ多くの人が「拒否反応」を示すのも事実と思います。
ウルトラ警備隊のように時計に話しかけて通話をしている人は未だに殆どいませんし、ワイヤレスイヤホンでの音声入力機能で電話をしている人はそこそこ増えましたが、それでも「スマホを耳に当てて電話をしている」人を凌駕することはまだ暫くないでしょう。

それを考えると音声入力はスマートフォン、そしてVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)と共存するインターフェースであると言えます。

スマートグラスは一回失敗してるのでは?

スマートグラスは確かに2015年にGoogleが「Google Glass」を出し脚光を浴びました。しかし当時メガネについていたカメラがプライバシー侵害、要は盗撮に使われる、ということから一気に衰退してしまいました。

スマートグラス利用イメージ

istockphotoより

きっとそれは「時代の気分」として早すぎたのでしょう。(1985年に伊藤園が「お〜いお茶」を出しましたが早すぎたのと似た感じです)

確かに「Google Glass」は一般向けには開発停止をしましたが、現在はGoogleの親会社のAlphabetが産業用途のスマートグラス事業として「Glass Enterprise Edition(グラス・エンタープライズ・エディション)」を立ち上げて、実際に販売をしています。

また当時「スマートフォン」の画面に対して「困っている」人はマスの観点で言えばほぼ皆無だったはずです。
現時点でも「スマホの画面に困っている」人は少ないかもしれませんが、2015年よりは明らかに顕在化しています。

また当日まだ「ポケモンGO」「スノーSNOW」、VRゲームセンターは未登場でした。
つまり使う人の感覚として「XR(◯◯拡張)」は「よく分からないもの」だったのです。

一方でフューチャーフォン(ガラケー)の終末期は、「画面サイズ」「カメラ性能」「お財布携帯」といったものが成熟しきっていました。それを壊すためにスマートフォンが生まれてきた。

この時代の「終末期」感は今のスマートフォンにものすごく漂っている感覚だと思います。

どんなデバイスになるの?

現在のVR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)のためのデバイスといえば「ヘッドマウントディスプレイ」が主体です。

特に「VR(仮想現実)」の為のヘッドマウントディスプレイは完全に視界を塞いでしまうので、恐らく特定の利用までしか広まらないのではないかと思っています。

デバイスの形の問題

個人的には「Microsoft HoloLens」の更に発展形として「既存のメガネと全く同じ」ぐらいまでこなれることが必要とおもっています。イメージでいえば「名探偵コナン」でコナン君が付けている「犯人追跡メガネ」です。

スマートグラスのリアルなイメージ

istockphotoより


ここ数年でリアルのプロダクトを見ていて大幅に進化した幾つかのものでITに関係がありそうなのは「バッテリー」があります。実際バッテリーの大幅な進化は「電動スケートボード」を作り上げました。(それまではお弁当箱2つ繋げたようなサイズの電池が必要だったのが、板自体に電池を内蔵しても登坂力を備える電動スケートボードが普通になりました)

他業界の「微差」が、流れ流れて大きな「大差」を作るのは世の動きです。バッテリーと二つ折りすら可能な曲面ディスプレイの登場はスマートグラスの小型化に寄与するのでは?と期待しています。

 

スマートフォン+スマートグラス

もう一つの可能性として考えているのは「スマートグラス単体でデータを表示させる」のではなく、スマートグラスでスマホの画面を見ると「AR(拡張現実)」で情報を表示させる、という形です。

スマートフォンの画面にAR表示の為のデータを表示させ、それをスマートグラス側で解析して表示。これによって「スマートフォンを拡張」させることができます。

画像処理をするという意味ではデバイスの小型化に寄与しないような気もするのですが、単体で情報を表示させるよりももし小型が可能なのであれば、建築関係のAR「ARki」は、一見普通の写真なのに、アプリを通して見ることで建物を「AR(拡張現実)」で表示させることができます。

これは写真の中にAR表示のための情報も記載しておき、それをスマートフォンのアプリで見ることでAR表示させています。この印字側をスマートフォンに、表示側をスマートグラスにする形です。

結果的に「AR表示のためのスマートグラスでスマートフォンを見たときだけ、空中に通知内容が表示される」といった形です。

デバイスに乗せるべき機能が減る可能性

現在のスマートレンズに感じている問題は、スマートレンズ自体にAndroid OSが乗っていて、スタンドアローンでスマートフォンの代替いなるものを作ろうとしているように思います。
それゆえ、どうしてもデバイスとして大きくなりがちです。

しかし「インフラが追いついた」という意味では2020年に登場するといわれている通信の「5G(第5世代移動通信システム)」の存在があります。

「4G」よりも通信速度で10倍速く、Wi-Fi並の低電力で動かせるといわれている「5G」がでてくれることで、スマートレンズに必要な機能としては、

  • 5G通信ができる
  • 透過型のモニター
  • バッテリー

までに削減ができる可能性があると思っています。

負荷になりバッテリー消費に繋がる「データ処理」はクラウドマシンや自宅・会社のパソコン、はたまたポケットに入れているスマートフォンにさせるのです。それらのマシンから5G回線でデータを飛ばし、スマートグラス側ではそれを表示させるだけ。

速度とデータ転送量がクリアになる5Gならば、これが可能になります。
そうすれば、現在のメガネやサングラスといった形で作り上げることが期待できると思っています。

スマートグラス装着時の不自然さ

一方で現状でイメージできる「スマートグラス」の筐体を実際に装着した時の違和感についていう人もいると思います。

現在は「テンプル〜モダン(先セル)」の辺りに電池やカメラ・モニター等をつけるので、左右が大きくなってしまいます。またGoogle Glassは明らかに目の前にモニターがあります。

「これまでの常識」では確かに不自然です。

しかし同じようなことは、近年アップルの出した「AirPods」でもありました。

AirPodsでた当時、世間の人は好んで「耳からうどんが垂れているようだ」と言っていました。しかし数年経った今はどうでしょうか。その事を揶揄する人も、それを恥ずかしいと思う人も皆無になりました。

同様のことははるか昔「カーナビ」がでた当時も「コンビニで地図が数百円で買えるのになぜカーナビが必要なのか?」と言われましたし、「iPod」がでた時も「一生かかっても聞くことができない曲を全部持ち歩く必要があるのか?デジタル音源ならCDもMDもある」と当時いわれていました。

ですが、それらの全盛を見るに、リアルのプロダクトはそれ自体の利便性が認められれば、それまでの人が感じた違和感は一瞬で拭い去ってしまう突破力を持っています。

だからこそ「全てを変えてしまう新製品」なのです。

道を歩いていて、会議をしていて、仕事をしていて「通知アラート」「カレンダー」「メール」「Messenger」といった「日に何度もみる必要がある情報が眼の前に出てきてくれる利便性」を人間が体感をしたら、それは一瞬で広まると確信できます。

現在(2019年3月4日)買うまでいかないかもしれないけどチェックをしておきたいデバイスとしては個人的には下記です。

これら以外のものは「メガネで音声が聞ける」だったり「開発が中止している」「クラウドファンディングで資金は集まったけど止まっている」といったものまであり「スマートグラスの次世代」ではあると思いますが、「スマートフォンの次世代」足り得ないと思っています。

これらが更に熟れたものが、きっと世界の誰かが今現在作っていて「2020年ぐらい」にどどーんと発表される前夜がまさに今年なのではないか・・・と思っています。

実際にニュースにそれほどなっていなかったものの、2018年の時点でアメリカCNETでは「アップル、片目8KのAR/VR両対応デバイスを2020年発売か」という記事も出ていたりします。

そこでは、

新型デバイスはARとVRの両方の機能を備えており、アップルは2020年の発売を目指しているとのこと

といったことの可能性も記事では謳われており、まさに「スマートフォンの次」を考えているかのような期待があります。

この思惑が当たるか当たらないかは不明ですが、ITの世界にいる以上、サービシンクでは「次のワクワク」体験とそれがなし得るサービスを考え続けていきたいと思います。


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