不動産会社が「リスティング広告」で集客力を高めるポイントを紹介

不動産会社の方必見!リスティング広告で集客力を高めるポイント

不動産会社でも、今やオンラインでの集客に取り組むのは必須となっています。しかし、自社のWebサイトやポータルサイトへ物件情報を掲載しているものの、「思ったような反響が得られない」という悩みもあるのではないでしょうか。

見込み客へ効果的にアプローチするには、「リスティング広告」が有効です。今回は、リスティング広告のメリットや、広告効果を高める方法について解説します。

【不動産】見込み客にアプローチできる「リスティング広告」

リスティング広告とは、GoogleやYahoo!などで検索した際に、検索結果とともに表示される広告です。検索連動型広告とも呼ばれます。掲載費用はクリックごとに発生するクリック単価式のため、効率的な運用を期待できます。

ここでは、リスティング広告を利用するメリットについて、具体的に見ていきましょう。

特定のユーザーを集客できる

リスティング広告は、検索キーワードはもちろん、ユーザーの閲覧履歴、年齢や性別、地域などの属性を設定して広告を出稿できることがメリットです。

リスティング広告はキーワードに対する広告になるため、設定した条件に合う検索ユーザーが対象となります。不動産会社のリスティング広告なら、ピンポイントなアプローチが可能です。

例えば、住宅などに関する情報を検索したユーザーや、過去に自社サイトを訪問した履歴のあるユーザーを対象にして広告を配信できます。また、地域の設定もできるため、不必要な広告を配信することもありません。

チラシをはじめとした不特定多数に配布する紙媒体の広告に比べて、自社が扱う物件にマッチしたユーザーに限定した広告を配信可能です。Web広告はリスティング広告だけではありませんが、ターゲット設定ができるという点でリスティング広告が有利と言えます。

コストを抑えて集客できる

リスティング広告は、折込チラシやポスティング、電車の中吊り広告などのオフラインの広告と比べて、コストを抑えた集客が可能です。費用が発生するのは、クリックされたときや広告表示されたときのみになります。

1クリックあたりの費用はキーワードによって異なるものの、数十円~数百円程度です。あらかじめ広告費の上限を設定して掲載することも可能なため、費用を抑えた広告掲載が実現します。

新聞や情報誌への折り込みチラシなどのオフライン広告では、まとまった掲載費用がかかります。さらに、一度掲載すると広告を途中で止めることはできません。リスティング広告なら、ターゲットを絞れることに加え、予算に応じて出稿や停止といったコントロールが可能です。

集客効果を把握できる

リスティング広告は、チラシなどのほかの広告媒体に比べて、広告効果をデータとして得やすいことが特徴です。オフライン広告の効果は反響から想像するしかないため、不確かな情報に過ぎません。

オンラインの広告は表示回数やクリック数などから、実施した広告に対する反応を可視化できます。その結果、現状の課題を把握し改善につなげていくことが可能です。

【不動産】リスティング広告の効果を高める方法

リスティング広告はターゲットを絞った広告配信が可能ですが、ただ出稿するだけで見込み客を獲得できるわけではありません。

不動産会社がリスティング広告の効果を高めるための5つの方法を紹介します。

キーワードによって評価基準を分ける

リスティング広告に使用するキーワードは、「指名キーワード」と「一般キーワード」の2つがあります。

「指名キーワード」とは、「○○エステート 資料請求」「○○マンション 評判」など、会社名や取扱い物件のブランド名といった固有名詞を含むものです。検索対象が明確な場合に使用されるため、コンバージョンに結びつきやすいでしょう。

「一般キーワード」とは、指名キーワードを除くもので、不動産関連では「○○県 アパート」「ワンルームマンション おすすめ」などが挙げられます。指名キーワードと比べて確度の低いユーザーを対象としているため、指名キーワードに比べるとコンバージョン率は低めとなるのが一般的です。

このようにキーワードによって想定されるターゲットやニーズが異なります。広告効果を評価する場合には、2つのキーワードを同じ基準で評価しないようにしましょう。

Webサイトに物件の写真を掲載する

リスティング広告をクリックして地域や間取りなどを絞り込んで検索する物件一覧ページにアクセスするユーザーは、より詳細な情報を知りたいユーザーです。

遷移先のページには、ユーザーが求める情報を十分に掲載しましょう。特に不動産はテキスト情報だけではユーザーがイメージできるものは限られるため、物件の写真掲載は必須です。

物件の写真が多いほどユーザーの興味を引きつけることが可能です。結果として滞在時間は長くなり、再訪問の可能性も高くなります。

一方で、情報量が不十分である、求めている情報が掲載されていない場合は、早々に離脱してしまう可能性が高まります。せっかく出稿した広告の効果が期待できなくなるため注意しましょう。

最寄りの駅名を掲載する

物件を探しているユーザーの多くは、「恵比寿 マンション」「田園調布 一戸建て」のように、駅名を含んだキーワードで検索を行います。特に都心部ではどの路線のどの駅が使えるかが物件選択の重要な要素になるため、キーワードに最寄り駅名を入れることで高い広告効果が得られます。

なお、地方の場合は駅名よりも市区町村をキーワードに含んだ方が効果を得られます。これは、地方において駅よりも地域で物件を探す人が多いためです。

マイクロコンバージョンを活用

不動産の場合、高額な費用がかかり、購入までのハードルが高いのが特徴です。そのため、リスティング広告のコンバージョンを「購入のためのお問い合わせ」に設定するとコンバージョン率が低くなります。

コンバージョン率が低いと、広告効果を把握しづらくなり、PDCAを回すことが難しくなります。

そこで、コンバージョンは購入のための「物件お問い合わせ」より手前の、無料の資料請求や来場予約などに設定すると良いでしょう。ユーザーがアクションを起こしやすいため、効果測定が行えるようになります。

リマーケティング広告・リターゲティング広告を活用

リマーケティング広告(広告を出稿する媒体によっては、リターゲティング広告とよばれる)とは、一度Webサイトに訪問したことのあるユーザーを追いかけて自社の広告を表示する仕組みです。

不動産は高額な商品のため、より良い選択のために検索を繰り返すことも多くなります。リマーケティング広告を活用すれば、一度興味を持ったユーザーに再度アプローチしやすくなり、集客につなげられるでしょう。

ただし、あまりにも頻繁に表示されると、かえって不快に感じる人もいますので、広告の表示回数に注意しましょう。リマーケティング広告経由でのアクセスには、遷移させるページを変更する手法も有効です。

見込み客を反響獲得するには

見込み客を反響獲得するには、リスティング広告による誘導はもちろんですが、広告から遷移した後のWebサイトも重要です。遷移先にアクセスしたあと、ユーザーに次のアクションを起こしてもらう必要があります。

サービシンクは、成果を追求したWeb制作を行う会社です。制作実績の8~9割が不動産関連サービスのWeb制作やスクラッチ開発で、不動産専門の集客ノウハウを持っています。

上流工程から戦略的に企画や設計を考え、「成果」が出る施策と具体案をご提案できるのが当社の強みです。Webサイトやシステムに関するお悩みがある方は、お気軽にサービシンクへご相談ください。

まとめ

今や物件探しもインターネットの活用が一般的となりました。リスティング広告は、チラシをはじめとしたオフライン広告よりもターゲットを絞れる、高い集客効果が得られるなどさまざまなメリットがあります。自社のWebサイトとあわせて効果的な運用を行いましょう。

リスティング広告での集客には、専門的な知識も必要です。自社で運用することが難しい場合は、専門家に相談すると良いでしょう。

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