
平成29年10月1日より「IT重要項目説明(以下 IT重説)」で賃貸取引の本格運用を開始しました。ホームページ・Web制作会社サービシンクでは、全国の20〜60代に「IT重説」に関する認識調査を2度実施し、一般層の認知率の変化の調査を行いました。
「IT重要項目説明」とは?
不動産の取引には大きな金額が動きます。
一つでも問題を見逃すことで、高額の損失が発生する可能性があります。
そのため、不動産の売買や賃貸借契約を結ぶ際には、重要事項を丁寧に説明するよう「宅地建物取引業法」で定められており、この説明を「重要項目説明」と呼びます。
しかし「重要項目説明」は、宅地建物取引士(旧資格名「宅地建物取引主任者」)の資格を持つ担当者が、必ず対面で1つ1つの項目を説明しなければならないため、「引越しまで時間がない」「遠距離で移動時間や費用がかかる」という声が数多く上がっていました。
この問題を受け2017年10月1日からは、賃貸取引に限りオンラインシステムを用いた「非対面」での説明が解禁されました。
オンライン上での重要項目説明を「IT重要項目説明(IT重説)」と呼びます。
1. 「IT重説」というものをご存知ですか?
「IT重説を知っている」と回答した割合が第1回目は13%でしたが、第2回目では20%に増加しました。(増加率150%)各種メディアで取り上げられる等、目に触れる・耳にする機会が増えたためだと考えられます。

第1回目調査 2017/10/17 |
第2回目調査 2019/05/08 |
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知っている | 13% | 20% |
知らない | 87% | 80% |
2. ご自分が契約をする際、IT重説を利用しますか?
「IT重説を利用したい」と回答した割合が第1回目は43%でしたが、第2回目では56%に増加し半数を超えました。(増加率131%)キーワードとして知っているだけでなく、どの様なサービスなのか含め認知が広がっており、魅力的に感じ取ってもらえている様子です。

第1回目調査 2017/10/17 |
第2回目調査 2019/05/08 |
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利用したい | 43% | 56% |
利用したくない | 57% | 44% |
続きはぜひ資料をダウンロードしてご確認ください。
調査資料目次
調査概要
調査方法 | インターネット調査 |
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調査対象 | 全国の20代〜60代の男女 331名 |
調査期間 | 2019/05/07〜2019/05/07 |
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