【失敗しない】ホームページ作成依頼で必ず確認したい6つのポイント

議論する男女

企業の顔ともいえるホームページ。 ホームページ作成を依頼したものの、以下のようなトラブルが生じることは少なくありません。

  • 思っていた以上に時間とコストがかかる
  • 担当者と上手くコミュニケーションが取れない
  • 運用後に成果が出ない

そこで本記事では、ホームページ作成依頼時に知っておくべき重要なポイントを6つに分けてわかりやすくまとめます。 ホームページ作成を依頼する際によくある質問や注意点も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 


1. ホームページ作成の依頼で丸投げはダメ!

ホームページ作成を依頼する際に知っておくべき前提として、制作会社に丸投げしてはならないことが挙げられます。

ホームページ制作は、通信販売で商品を購入するように購入ボタンを押せば完成品が届く種類のものではありません。 制作会社に「弊社のホームページを作ってください」と依頼するだけでは、理想とする効果的なホームページは期待できないでしょう。

ホームページの作成は、家を建てることにも例えられます。
最寄りの建設会社に「わたしの家を建ててください」と依頼して、作業を丸投げする人はいないでしょう。 そんなことをしたら「キッチンが狭くて使いづらい」「収納スペースがない」「部屋数が足りない」など、後からさまざまな問題が発生することは容易に想像できます。

理想の家を建てるには、まずは思い描く暮らしのイメージと条件・優先順位を伝え、建設会社と協力しながら希望の間取りやプランを立てる必要があります。ホームページを作成する場合も同様で、制作会社と協力しながら以下のような要素を共有し作業を進めることが大切です。

  • ホームページの目的と成果目標
  • ページ構成
  • コンテンツや配置位置
  • 必要な機能
  • デザインや配色
  • 文章や画像

これらをホームページ制作会社に丸投げにするなら、思っていたものとは全く異なるホームページができあがるでしょう。 「デザインや配色が企業イメージに合っていない」「使いづらい」「公開したものの効果が得られない」など、運用後に問題が生じて作り直さなければならないケースも考えられます。
「不必要な機能がある」「管理が難しくて更新できない」なども、丸投げによるトラブルの例です。

ホームページは制作会社と依頼者が協力して作り上げ、公開後も見直しや改善を繰り返すことで理想的なものにできることを忘れてはなりません。


2. ホームページ作成依頼時の6つの重要ポイント

ホームページ制作を依頼する際に、 「はじめてなので何を準備したらよいかわからない」 「失敗やトラブルはどうしても避けたい」 と考える方は少なくありません。

ホームページ作成依頼時に、担当者が知っておくべき重要なポイントは以下の6つです。

  • ホームページ作成の目的は共有できているか
  • トータル費用・納期は明確か
  • 制作会社の担当者との相性に問題はないか
  • ドメイン・サーバー・ホームページの所有権は誰にあるか
  • 納品後の保証はあるか
  • 運用後の保守メンテナンスは誰が行うか

ここでは、それぞれのポイントを具体的に解説します。


2-1. ホームページ作成の目的と成果目標は共有できているか

ゴールへの登山のイメージ

ホームページ作成で失敗しないための重要なポイントに、ホームページ作成の目的と成果目標が共有できているかが挙げられます。 目的と成果目標が曖昧で制作会社と共有できていないと、理想的かつ効果的なホームページは作れません。
ホームページ作成において、まず設定したい最重要項目と言えます。

ホームページ作成を依頼する前に「目的」「成果目標」を社内ですり合わせ、制作会社と共有できるように準備しましょう。 あわせて「ターゲット・ペルソナ」も整理しておくと、制作会社とイメージを共有しやすいです。詳細は後述します。


目的

ホームページ作成の目的はさまざまで、例えば以下のようなものがあります。

  • 会社案内を目的とした名刺代わりのホームページを作りたい
  • 問い合わせや資料請求を増やしたい
  • 商品の購入やサービスの利用を促進したい
  • 求人の応募者数を増やしたい
  • 新商品や新事業の周知・集客をしたい

はっきりとした目的が決まっていないと、「何となくホームページを作ること」が目的になってしまい、肝心の効果は期待できません。 また、目的が決まっていないと構成やデザインの判断がブレて、進行が遅延しがちです。公開までに時間がかかったり、余計なコストが必要になるリスクも考えられます。

ホームページ作成を依頼する前に、そもそもなぜホームページの作成またはリニューアルをするのかを社内でしっかりと話し合い共有しましょう。


ターゲット・ペルソナ

ホームページ作成の目的とともに、ターゲット・ペルソナを絞ることも重要なポイントです。

  • ターゲット
    • 年齢・性別・居住エリアなどの「属性」で対象を設定したもの
  • ペルソナ
    • 職業や家族構成・趣味嗜好・悩み・願望など、ターゲットの中の「具体的な人物像」を設定したもの

ホームページを誰に見て欲しいのか、どのようなアクションを取って欲しいのかを考え、ターゲットやペルソナを設定します。

ターゲット・ペルソナを設定することで、ホームページがどうあるべきなのかの「方向性」が見えてきます。 方向性が決まれば必要な情報や機能をおのずと決めやすくなり、効率的にホームページを作成できます。 ペルソナまでイメージを落としておけば、担当者間での認識のブレも減り、無駄な作業の抑制にもつながるでしょう。


成果目標

ホームページ作成の目的に合わせて、具体的な目標数値を設定することも大切です。

まずは「ECサイトの売上を20%アップさせる」「ホームページ開設の1年後に月100件の問い合わせを獲得する」といった定量的な目標を設定しましょう。これをKGI(Key Goal Indicator)と呼びます。 さらに、KGIを達するために需要な中間指標も設定しましょう。これをKPI(Key Performance Indicator)と呼びます。

例えばECサイトの場合、 「ECサイトの売上を20%アップさせる」というKGIに対し、「新規閲覧数」「直帰率」「カート完了率」「一人当たりの平均購入金額」などをKPIの指標として設定できるでしょう。 KPIに設定できる指標は無数にありますが、よりKGIへの影響度が大きい指標3〜4つに絞ると効果検証がしやすいです。

成果目標を設定したうえでホームページを作成し、達成度合いを測りながら改善を繰り返すことが効果的なホームページ運用のポイントです。

しかし、自社でホームページ作成の目的や成果目標まで落とし込めていなかったり、決め方がわからないケースは少なくありません。 その場合は一緒に目標設定をしてくれる制作パートナーを探しましょう。

たとえばWeb制作・システム開発会社のサービシンクは、成果を追求したホームページ作成を得意としています。 ヒアリング・調査・分析によりお客さまが気付かない改善点まで考え抜き、最適な施策と具体案をご提案いたします。


2-2. トータル費用・納期は明確か

ホームページ作成依頼時に、トータル費用と納期を決めておくことも重要なポイントです。


費用

あらかじめ予算を伝えておくと、制作会社はなるべく予算に収まるプランを立案してくれます。 予算が合わない場合は「合わない」と言ってくれるでしょう。
また、必要があれば「予算オーバーNG」や「予算は●●円だがもう少し出すとどうなるか知りたいので松竹梅プランで見積もりを出してほしい」といった要望も提示しましょう。

続いて、見積書を受け取ったら必要な項目が含まれているかを確認しましょう。
例えば写真やロゴの項目がない場合、制作会社はそれらを依頼者が準備するものとして見積書を準備したことになります。 これを後で制作会社に依頼すると追加料金が発生し予算オーバーする可能性があります。 要件定義の際に制作会社に要望を明確に伝えるとともに、ある程度の余裕をもって予算を立てるとよいでしょう。

制作途中で追加発生しがちなのは「有料素材の使用」と「要件定義外の追加修正」です。

まず有料素材ですが、ホームページをデザインする際、背景やパーツなどに素材を使用します。 この素材は制作会社が契約しているプランの範囲であれば無償提供してくれることもあるでしょう。しかし、ファーストビュー(一番最初に目に留まる画面)などに使用したい素材は別途用意が必要になるかもしれません。事前に無料の範囲について確認し、2〜3万円(動画素材を用いる可能性がある場合は〜5万程度)の余裕を持っておくと良いでしょう。

続いて、要件定義外の追加修正です。
ホームページ制作は、要件定義・構成案→デザイン→コーディングといったフェーズごとに依頼主の確認と承認を得て進行します。基本的に次のフェーズに進んだら前の工程には戻りません。デザイナーやエンジニアのリソース確保期間が終わるからです。

しかし、例えばコーディングの段階になって「やっぱりこのコンテンツ入れたい」「仕様を変えたい」といった相談を受けることは少なくありません。これらの対応は要件定義から追加作業が必要になります。 このような事態にならないよう制作会社も説明努力を行いますが、各フェーズでの確認を入念に行うようにしましょう。

さて、ホームページの作成が終わってからも、毎月の更新運用費がかかることを忘れてはなりません。 例えばECサイトの場合、月額利用料・システム利用料・決済手数料などが発生します。

予算を立てる際は、種類や依頼先によって異なるホームページ制作の相場を目安として知ることが大切です。 ホームページ作成の相場・費用の目安を知りたい方は、「【一覧表付】ホームページ制作費用の相場チェック!内訳一覧と計算方法を解説」をご覧ください。

納期

制作会社に納期を明確に伝えることも大切です。

「○月に公開したい」とはっきり伝えるなら、公開日に合わせてスケジュールが立てられます。 「来年の春頃」「なるべく早く」など納期が漠然としているケースでは、制作会社は他の案件を優先させてしまいホームページの公開が先送りになってしまうリスクがあります。

また、すぐにホームページを公開したい場合でも、短納期での依頼は注意が必要です。 特急料金が発生したり、後から修正が必要になり追加料金が発生するケースが多く、クオリティ面でも不安が残ります。


2-3. 制作会社の担当者との相性に問題はないか

握手

ホームページ作成を依頼する際は、制作会社の担当者との相性に問題はないかも確認するべき大切なポイントです。

ホームページ作成にはある程度の時間がかかり、運用後の保守メンテナンスも考えると、制作会社の担当者とは長い付き合いになると考えられます。 制作会社の技術力やデザインセンス、「業界に特化している」などの強みは確かに重要ですが、担当者との相性が悪くてスムーズにコミュニケーションが取れないと大きなストレスになります。

そこで、ホームページ作成依頼をする前に、担当者について以下の点を確認するようにしましょう。 確認が難しい場合は、以下を要望として伝えましょう。

  • 専門用語を素人にもわかりやすく説明するか
  • 依頼者の理解が追い付かない場合でも丁寧に対応するか
  • 要望にきちんと耳を傾けるか
  • 積極的に提案をしてくれるか

「同じ質問をするとイライラする」「聞いたことにしか答えてくれない」場合は、依頼後のコミュニケーションに支障をきたす可能性が高くなるため注意が必要です。 また、「電話・メール・LINEなど利用できる連絡手段は複数あるか」「担当者が対応できない場合に連絡できる人はいるか」なども確認しておくと安心です。


2-4. ドメイン・サーバー・ホームページの所有権は誰にあるか

ホームページ作成依頼時に知っておくべきこととして、ドメイン・サーバー・ホームページの所有権は誰にあるかも挙げられます。

ホームページ作成後のトラブルを避けるために、契約書を隅々まで読みドメイン・サーバー・ホームページの所有権が依頼主にあるかをきちんと確認することは大切です。 以下で、それぞれの概要や所有権がないことで生じ得るトラブルについて解説します。


ドメイン

ドメインとは、インターネット上の住所のようなものです。 例えばホームページのURLが「https://servithink.co.jp/advantage」の場合、「servithink.co.jp」の部分がドメインに該当します。

ドメインの所有権を持っていないと、ドメイン管理会社を乗り換える際に引き渡してくれなかったり、高額の請求をされたりする場合があります。 会社名の入ったドメインはブランドとして大切なだけでなく、変更するとなるとURLやメールアドレスを記載していた印刷物を作り直したり取引先に連絡したりしなければなりません。


サーバー

サーバーはネットワーク上のデータ保管庫のことで、ホームページを公開するために必要です。 パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末から発せられるリクエストに対して、保管しているデータを返す役割があります。

サーバーの所有権がないと、サーバーを変更しなければならない場合に手続きが面倒になり、トラブルに発展するケースもあるため注意が必要です。

「アクセス数が増えた」「ホームページをリニューアルして容量が増えた」などの理由でサーバーを変更する場合があることも踏まえて、所有権は自社にあるかも確認しておくと安心です。


ホームページ

中には、ホームページを貸し出すリース契約となっている場合もあるため注意が必要です。 この場合、ホームページは制作会社のものとなり、契約が終了すると使えなくなったり、削除されたりする可能性があります。

また、ホームページのコンテンツを自由に使えなくなるケースも考えられるため、ホームページの所有権は自社にあることを確認することも大切です。


2-5. 納品後の保証はあるか

ホームページ作成依頼時には、納品後の保証についても知っておく必要があります。

「クリックしても反応しない」「リンク先が間違っている」「スマホで見るとレイアウトがおかしい」など、初期不具合が発生する場合があります。 基本的には納品前のテストで表示・リンク設定・挙動などの確認を行いますが、実際に運用しなければわからない場合もあるため、保証期間中に無償で対応してくれるかを確認しておくと安心です。

ただし納品後の保証に関しては、あくまで制作会社に落ち度のある初期不具合に対してであり、「思っていたのと違っている」「指示が漏れていた」などの理由で修正依頼をする場合は追加料金が発生します。

納品後のトラブルを避けるためにも、ヒアリング・要件定義や納品前のテストを時間をかけてしっかりと行ってくれる制作会社を選ぶようにしましょう。


2-6. 運用後の保守メンテナンスは誰が行うか

ホームページ作成の依頼時には、運用後の保守メンテナンスを誰が行うかも確認しておく必要があります。

ホームページを作成して公開してからも、やるべきことはたくさんあります。 例えば、ホームページ作成およびリニューアルによりある程度の成果が出ると、新しい機能を追加したりSNSと連携したりして、WEBサイトを拡大する必要が生じるでしょう。 また、「システムの不具合でホームページが閲覧できなくなった」「不正アクセスされた」などのトラブルに対応しなければならないケースも考えられます。

自社に対応できるエンジニアがいない場合は、保守メンテナンスをホームページ制作会社に依頼することになります。 そこで、ホームページ作成の依頼時に、保守メンテナンスのプランについて確認しておくと安心です。

なお、サービシンクは著名企業様の保守メンテナンスの実績があり、ノウハウを活かしたオーダーメイドのサービスを提供しています。 サービシンクが対応する保守メンテナンスのサービス例は以下のとおりです。

  • サイト・システム開発保守
  • 掲載情報の更新
  • エラー監視
  • 開発・テキスト環境の保持
  • サーバー・ドメインの管理更新
  • SSLサーバー証明書の管理更新
  • CMS(WordPressなど)やプラグインの更新
  • 外部連携の仕様変更
  • 最新ソースコードの管理更新
  • 仕様書・マニュアルの管理更新

3. ホームページ作成を依頼する際によくある質問

首をかしげる男女のイラスト

ホームページ作成をはじめて依頼する場合は、「どの制作会社がよいか」「費用はいくらかかるか」「納品までの期間はどのくらいか」などの質問が生じるでしょう。

ここでは、ホームページ作成を依頼する際によくある3つの質問にお答えします。


3-1. ホームページ作成はどの制作会社に依頼するとよいですか?

ホームページ作成の依頼先にはさまざまなタイプや規模があるため、それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解したうえで依頼することが大切です。

例えば、依頼先として個人・フリーランスまたは制作会社が挙げられます。


個人・フリーランス

クラウドワークスやランサーズなど、クラウドソーシングでホームページ作成を請け負う個人・フリーランスがいます。 本人以外の人件費など必要経費を最小限に抑えられるため、料金が安いのが最大のメリットです。

ただし、スキルに大きな差が出ることや、単独で作業するため何らかの理由で連絡が取れなくなったり納期が遅れたりするリスクもあり注意が必要です。


ホームページ制作会社

ホームページ制作会社は、個人・フリーランスと比較してある程度の費用がかかりますが、専門性の高いエキスパートによるクオリティの高いホームページ作成が期待できます。 会社の顔となるホームページの作成は、個人・フリーランスではなく信頼のおけるホームページ制作会社へ依頼するのが安心です。

ホームページ制作会社によってタイプも異なるため、自社のニーズや目的に合わせて選ぶ必要があります。 例えば、「格安を売りにする制作会社」「デザインに強い制作会社」「マーケティングが得意な制作会社」など、制作会社の特徴や強みはさまざまです。

ホームページ制作会社の選び方について詳しく知りたい方は、「【プロ直伝】ホームページ制作会社の選び方|依頼の流れや注意点も解説」をご覧ください。


3-2. ホームページ作成の費用はだいたいどのくらいですか?

ホームページ作成の費用は、依頼するホームページの種類により異なります。
費用の目安をざっくりとまとめると、以下のとおりです。

  • コーポレートサイト 10~300万円
  • LPサイト 10~60万円
  • ECサイト 10~500万円
  • オウンドメディア 20~300万円
  • 採用サイト 10~150万円
  • ポータルサイト 50~500万円

費用相場に大きな差が出るのは、依頼先や求めるクオリティによって作業内容や作業量が異なるからです。 例えばコーポレートサイトの場合、初期費用を抑えたシンプルなページは10~50万円ほどでフリーランスや中小規模の制作会社に依頼できるでしょう。 しかし、集客やブランディング効果を狙ったクオリティの高いページを作成したい場合は、300万円以上かかると考えられます。

インターネットでホームページ作成の相場を調べると、20万円前後から数百万円まで異なる結果が出てきますが、大切なのは最安値を探すことではなく、ホームページの作成目的やニーズに合った適正価格で依頼することです。

ホームページ制作費用相場の詳しい内容や計算方法について知りたい方は、「【一覧表付】ホームページ制作費用の相場チェック!内訳一覧と計算方法を解説」をご覧ください。


3-3. 依頼してから納品までの期間はどのくらいですか?

ホームページ作成を依頼してから納品までの期間は、大きく「準備段階」と「制作段階」に分けられます。


準備段階

開発規模にもよりますが、準備段階にかかる期間の目安は、2週間~1ヵ月ほどです。 複数のシステムが絡んだりインフラの載せ替え等が発生すると、さらに期間が必要です。

ホームページ作成を依頼する前に、自社で作成やリニューアルの目的を共有し、制作会社に説明できるよう準備します。 予算の上限を設定し、予算内でよりよいホームページの作成ができるよう、優先したいポイントをピックアップするとよいでしょう。 それから制作会社と要望・課題・予算のヒアリングや成果物のイメージのすり合わせなどを行います。

また、必要に応じて既存ホームページのアクセス解析・インターネットアンケート調査・開発環境調査などを行う場合もあります。


制作段階

制作段階でかかる期間の目安を、種類別にざっくりとまとめると以下のとおりです。

  • コーポレートサイト 2週間~4ヶ月
  • LPサイト 1週間~1ヵ月
  • ECサイト 1~6ヵ月
  • オウンドメディア 2週間~4ヶ月
  • 採用サイト 2週間~4ヶ月
  • ポータルサイト 1~4ヶ月

キックオフミーティングで全体のスケジュールやホームページ作成の目標、成果物のイメージをすり合わせます。 その後、サイトマップ設計・デザイン・コーディング・開発・テストなどの段階を踏んで納品となります。


4. ホームページ作成を依頼する際の注意点

巨大なPCで小さな男性と女性のキャラクターを持つ建設コンセプト

前述のホームページ作成を依頼する際に知っておくべき6つのポイントを押さえたうえで、いよいよ自社の目的やニーズに合った制作会社を選びます。

ただし、中には悪質な制作会社や低価格だけを売りにする制作会社もあり、後でトラブルに発展するケースもあるため注意が必要です。 ここでは、制作会社に依頼する際の3つの注意点をまとめます。


4-1. 途中解約できない制作会社に依頼しない

ホームページ作成を依頼する際の注意点として、途中解約できない制作会社に依頼しないことが挙げられます。

ホームページの作成は、成果物の納品で終わるわけではありません。 その後も運用管理を制作会社に依頼するのが一般的です。

ここで注意したいのは、「初期費用なし、月々3万円で最低5年はサポートします」などと謳う制作会社です。 「月々3万円なら無理なく払える」と考えるかもしれませんが、このようなケースでは制作会社はリース契約を結ぼうとしていると考えられます。

リース契約は基本的に途中解約できず、事業者間の取引にクーリングオフ制度が適用されないこともあり、運用に不満があったりホームページを作り直したい場合にトラブルにつながります。 また、リース物件の所有権は、リース契約終了後もリース会社にある点にも注意が必要です。


4-2. 価格だけで判断しない

ホームページ作成を依頼する際の注意点として、価格だけで判断しないことも挙げられます。

「初期費用を抑えたい」「無駄な費用はかけたくない」のは当然の願いですが、明らかに格安である場合は相応の理由があり、依頼者にとって不利益となる可能性があります。

例えば、人件費を大幅に削って格安を実現しているケースがあり、以下のようなトラブルにつながるため注意が必要です。

  • サイト設計が不十分で成果の出るホームページが作れていない
  • プロジェクトの管理ができずに納期が大幅に遅れる
  • デザインテンプレートの使いまわしでオリジナリティがない
  • デザイン変更や修正依頼の回数に制限がある

成果の出ない「安かろう悪かろう」のホームページを作って失敗しないためにも、ホームページ作成は格安ではなく適正価格で依頼することが大切です。


4-3. 制約の多いCMSは選ばない

制作会社によっては、ホームページ作成の際にCMSを採用するケースがあります。 CMSとは「Contents Management System:コンテンツ管理システム」のことで、ホームページの更新をするためのサービスです。 専門知識のない方でもページの追加や更新をできるのがメリットですが、中には制約が多く自由度の低いものも存在します。

ホームページの公開後は、閲覧数など成果に応じてデザインやサイト構造の変更が必要になります。 カスタマイズをするうえで、制約の多いCMSは障害になるため注意が必要です。

なお、サービシンクではCMSの導入目的を考えたうえで、最適なCMSをご提案いたします。 WordPressなど既存のパッケージ化されたCMSだけでなく、完全フルオーダーのスクラッチでのCMS開発実績もあります。


5. ホームページ作成依頼はサービシンクまで!

株式会社サービシンクのオフィス受付

サービシンクは、業界を問わずホームページの制作・開発を行いますが、その中でも不動産業界に特化した強みがあります。 不動産業界独自のシステムやルールを理解しており、不動産業界の名だたる企業様との取引実績があります。

ホームページ作成を安心してサービシンクに依頼できる理由は以下のとおりです。

  • ヒアリングによりホームページ作成の目的を共有

サービシンクのホームページはヒアリングからはじまり、依頼者の要望・課題・予算に合わせて最適な提案をいたします。 課題が具体化していない場合も、ログ分析やアンケート調査などによりホームページの問題発見や課題解決の精度を上げます。

  • オーダーメイド式の明確な見積もり

既存WEBサイト環境や希望工数、内容に合わせたオーダーメイド式の見積もりです。 「サーバーやCMSのランニングコストが高すぎる」などの問題に対しても、コストの妥当性判断や改善手段のご提案をいたします。

  • 素早いレスポンスと提案力に優れた担当者

サービシンクでは、連絡窓口が一つになるよう担当者を立てます。 素早いレスポンスを心がけ、音信不通など不誠実な対応はいたしません。 また、言われたことだけに答えるのではなく、課題解決に効果的な施策は積極的にご提案いたします。

  • 初期不具合に無償対応

サービシンクでは、納品前のテストとお客様の確認後に納品をします。 その後6ヵ月間(契約により期間が異なる場合あり)、当社の不備による不具合が見つかった場合は無償で対応いたします。

  • 運用後の保守メンテナンスにも対応

ホームページ制作だけでなく、エラー監視・セキュリティ対策・技術サポート・サーバーやドメインの管理代行などもお任せいただけます。 また、保守運用を通じて見えてくる改善提案も積極的に行います。


6. まとめ

ホームページ作成を依頼する際は、トラブルを避けるために以下の6つのポイントを押さえましょう。

  • ホームページ作成の目的は共有できているか
  • トータル費用・納期は明確か
  • 制作会社の担当者との相性に問題はないか
  • ドメイン・サーバー・ホームページの所有権は誰にあるか
  • 納品後の保証はあるか
  • 運用後の保守メンテナンスは誰が行うか

ホームページ作成は制作会社に丸投げをするのではなく、依頼者側にも知っておくべきこと、やるべきことがたくさんあります。

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