【失敗しない!】ホームページリニューアルの目的を明確にすべき理由と効果

棒グラフの頂上で旗を持つビジネスマン

「ホームページを作成してから何年も経っている」
「見た目が古い」
「アクセス数が伸びない」

などの理由で、ホームページのリニューアルを検討していませんか?

リニューアルをする際は、ホームページが抱えている課題解決につながるよう、目的を明確にする必要があります。 そこで本記事では、ホームページリニューアルで目的を達成するために必要な情報を以下の流れで解説します。

  • リニューアルで目的を明確にする方法
  • リニューアルの失敗例
  • 失敗しないためのポイント
  • リニューアルの費用目安

ホームページのリニューアルで成果を出すための重要な情報が含まれていますので、ぜひ最後までお読みください!

 


1. ホームページのリニューアル目的を明確にすべき理由

ホームページのリニューアルを成功させるには、リニューアルの目的を明確にすることが大切です。 なぜなら、目的が達成できるリニューアルを行うことで、社内が抱える課題の解決につながるからです。

例えば、「自社サイトからの問い合わせ数が少ない」という理由でリニューアルを検討する場合、「問い合わせ数の改善」が目的になります。そして、ホームページが抱えている問題と課題を分析し、問い合わせ数を増やすための施策を考えなければなりません。

目的を明確にしないままリニューアルに踏み切ると、Web担当者や制作会社に要望が伝わらず、ただデザインを変更しただけで期待していた結果の出ないホームページになってしまうことも。

リニューアルの目的はホームページや企業により異なります。 例えば、目的例として以下のようなものが挙げられます。

  • 資料請求や問い合わせ数を増やしたい
  • 自社製品やサービスの認知度を上げたい
  • イベントやセミナーの参加者を増やしたい
  • 採用ページで即戦力人材に応募してほしい
  • 通販サイトの売上を増やしたい
  • ホームページ・システムのインフラを最新化したい
  • SEO対策を最新化したい

上記以外にも、ホームページリニューアルの目的は多岐にわたります。 「せっかく時間とお金をかけてリニューアルをしたのに、課題解決に至らなかった」という失敗を防ぐためにも、リニューアルに取り掛かる前に目的を明確にすることは重要です。


2. ホームページのリニューアルを検討する適切なタイミング

ホームページは年月とともに劣化するものです。 作成後3年も経つと以下のような問題が生じると考えられます。

  • デザインや機能が古くなった

ホームページのデザインにもトレンドがあり、年月が経つにつれ見た目が「古臭い」と感じられるようになるケースが。 また、「最新のブラウザに対応していない」「スマホ閲覧に対応していない」場合は、ホームページのデザインが崩れたり文字が小さくて見づらかったりして、ユーザ離れが加速します。

  • コンテンツが増えすぎて整理が必要になった

ホームページ作成から数年経つと、コンテンツが増えすぎてサイト構成が複雑になったり、ユーザが探している情報にたどり着きにくくなったりする場合があります。 ユーザが迷子にならないよう、商品やサービスを複数のホームページに分けるなど、整理整頓が必要です。

  • 売上や問い合わせ数が減った

商品やサービスの売上・問い合わせ数が減少している場合、ホームページのユーザビリティやコンテンツに問題があると考えられます。 デザインの変更やコンテンツの見直しを行い、目標値を達成できるようリニューアルに踏み切るタイミングです。

  • 情報が古くなったが更新できない

「新着情報の更新日付が数年前のまま」「取り扱っていない商品が掲載されたまま」など、古い情報をそのまま放置しているホームページを見かけることがあります。 運用を考えずにホームページを作成してしまい、「Web担当者が辞めてしまい自社に更新できる人材がいない」「更新する時間がない」などの理由で更新できない状態が続いているのかもしれません。
専門知識がなくてもホームページの更新ができるCMS(コンテンツ管理システム)を導入するなど、リニューアルで課題解決を目指す必要があるでしょう。

  • セキュリティ対策の陳腐化

ホームページ作成後、数年も経つとセキュリティ対策が不十分になり、リニューアルが必要になるケースもあります。 悪意ある第三者によるサイバー攻撃は年々手口が巧妙化しており、情報漏洩やデータ改ざんなどの被害に遭わないためにも、リニューアルでセキュリティ対策を強化することが重要です。

上記の問題を防ぐためにも、ホームページを作成してから3年以上経過している場合はリニューアルを検討する必要があります。 また、場合によっては全リニューアルをするのではなく、部分改修をして課題を解決できるケースもあります。


3. リニューアルの落とし穴に注意!5つの失敗例

ゴールまでの道のりにたくさんの落とし穴があるイメージ

ホームページをリニューアルすることで、必然的に目的が達成されると考える方もいるようですが、それこそがリニューアルの落とし穴です。 漠然とリニューアルに取り掛かると、「リニューアルすること」が目的となってしまい、最終的には失敗してしまうことに。

ここでは、リニューアルの失敗例を5つご紹介します。


3-1. ユーザビリティが悪くなった

リニューアルの際に、デザインばかりに力を入れすぎて、かえってユーザビリティが悪くなってしまうケースがあります。

もちろん、「ブランドイメージの刷新」「すでに集客に困らないブランド力がある」などの場合は、デザインを重視したリニューアルもよいでしょう。 しかし、課題が集客や問い合わせ数アップなどの場合は、情報設計などユーザビリティを考えたリニューアルが大切です。

希望のデザインを優先するあまり、情報の検索性が悪くなるなど、使い勝手の悪いサイトになることもあるため注意が必要です。 どれだけデザインが素晴らしくても、使い勝手の悪いサイトでは期待していた結果にはつながりません。

また、デザインを重視しすぎてサイトの表示速度が遅くなる場合もあります。 内容に興味があっても、表示速度が遅いとユーザはストレスを感じ、結果として簡単に離脱してしまいます。 ユーザビリティの低いホームページはSEO評価も低下するでしょう。


3-2. SEOが考慮されておらず上位表示されない

リニューアルをしても、SEOが考慮されていないと検索ランキングに上位表示されるとは期待できません。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略語で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。 Googleなどの検索エンジンで、キーワードを入力して検索する際に、検索結果の上位や目立つ場所に表示させるための施策のことです。

実は、どのホームページ制作会社も「SEO対策」を掲げてサイトリニューアルをすると謳っています。 しかし、「SEO対策」は非常にあいまいな定義で、簡単な施策でもSEOに効果があるため落とし穴となるケースが少なくありません。

例えば、画像をホームページに合わせてリサイズしたり、SSL化を導入したりするだけで、一定のSEO効果は得られます。 ただし、それだけで検索結果の上位表示を狙うのは無理があるでしょう。

そこで、SEO対策として具体的にどのような施策を行うのか、事前に確認してからリニューアルを進めることが大切です。


3-3. 旧サイトの課題を十分に分析せずにリニューアルに踏み切った

リニューアルの失敗例として、旧サイトの課題を十分に分析せずにリニューアルに踏み切ってしまうケースも挙げられます。

サイト責任者や担当者の感覚だけで課題を判断するのでは不十分です。 旧サイトの課題は、もっと多角的に解析して具体的に洗い出す必要があります。

そこで、サイト責任者やWeb担当者だけでなく、社内やユーザの意見も取り入れて課題分析を行うようにしましょう。 また、Googleアナリティクスやサーチコンソールなどアクセス解析ツールを活用して、感覚に頼らず数値で課題を洗い出すことも大切です。実際にホームページを閲覧したユーザにアンケートを行うのも良いでしょう。

上記の方法を取り入れ、課題分析をしっかりと行ってから要件定義に臨むことで、リニューアルの費用対効果の上昇が期待できます。

3-4. 報連相の不行き届きで認識にズレが生じた

リニューアルの失敗は、報連相の不行き届きで認識にズレが生じることでも起こり得ます。

例えば、制作会社とのやり取りを行うWeb担当者と同社の決済者や他部署の認識がズレる場合があります。 確認作業を怠って、Web担当者が間違った認識のまま制作会社にリニューアルを依頼すると、プロジェクトが進行してから大きな変更をしなければならない事態も。

大規模な修正が必要になると、時間とコスト面で大きなロスになるため注意が必要です。 また、根本的に間違った方向でプロジェクトが進んでしまい、最初からやり直しになってしまうケースも考えられます。

そこで、決済者、Web担当者、制作会社といったステークホルダーの間で報連相をしっかりと行い、初期段階で方向性が間違わないよう細心の注意を払いましょう。プロジェクトの途中でも随時連絡を取り合い、こまめに軌道修正を行うことで無駄な時間とコストを抑えることにつながります。


3-5. 安さだけで制作会社を選んでしまった

安さだけで制作会社を選んでしまうのも、リニューアルの失敗でよくある例です。

ホームページ制作会社は数多くあるため、「どこにしたらよいか選び方がわからない」と考える方は少なくありません。 ただし、安いだけで制作会社を選ぶと、「やってくれると思っていた作業をしてくれなかった」「スキルや事業理解が乏しくて頓挫した」といった問題が起きることが少なくありません。

まずは、リニューアルの目的に合わせて制作会社のタイプを見極めるようにしましょう。

例えば、売上アップや集客を目的にリニューアルをしたい場合、マーケティングのノウハウを持つ制作会社に依頼するとよいでしょう。 また、業界特化型の制作会社に依頼することで、業界独自の知識や実績をもとに効果的な提案をしてもらえると期待できます。 課題解決を得意とし、課題の見極めや提案力のある制作会社もあります。

こうした制作会社は格安制作会社と比べて2〜3倍以上の費用になることが一般的です。 しかし、その分だけ提案力と技術に優れているため、ホームページの仕上がりや効果、満足度が変わります。

ホームページ制作会社の選び方については、「【プロ直伝】ホームページ制作会社の選び方|依頼の流れや注意点も解説」もご覧ください。


4. ホームページリニューアルで失敗しないための4つのポイント

成功した若者のイメージ

ホームページリニューアルで失敗しないためのポイントは、大きく以下の4つに分けられます。

  • 要件定義でリニューアルの目的を明確にする
  • デザインだけに重点を置きすぎない
  • SEOへの取り組みを忘れない
  • リニューアル後のホームページを放置しない

ここでは、各ポイントを具体的に解説します。


4-1. 要件定義でリニューアルの目的を明確にする

ホームページリニューアルで失敗しないために、要件定義でリニューアルの目的を明確にする必要があります。

要件定義とは、依頼者の要望に従って実装仕様・工程・作業ボリューム・工数工期を決定し、プロジェクト全体の要件を決定する段階のことです。 これには、ヒアリングや課題設定なども含まれ、要件定義を確定することでリニューアルの方向性が決まります。

要件定義でリニューアルの目的が明確になっていないと、プロジェクトの途中で不具合が生じ、やり直しや修正で時間とコストが跳ね上がってしまいます。 「すぐにリニューアルに取り掛かりたい」「予算が限られている」という場合でも、要件定義にはしっかりと時間をかけて、リニューアルの目的をベースに予算・スケジュール・ターゲット・システムの選定などを進めることが大切です。


4-2. デザインだけに重点を置きすぎない

ホームページリニューアルで失敗しないために、デザインだけに重点を置きすぎないことも大切です。

経営者やWeb担当者の趣味が前面に押し出された、見た目重視のホームページは少なくありません。 もちろん、デザインを意識するのは大切ですし、ブランディングなどの目的に適っているのであれば問題ありません。

しかし、大抵のホームページはユーザビリティを優先しなければユーザにとって使い勝手の悪いサイトになりかねません。

例えば、「メニューの場所がわかりづらい」「英語表記や独特のフォントで見づらい」「問い合わせフォームや見積もりフォームの場所が探しにくい」などの場合、ユーザは迷子になり離脱してしまうでしょう。
おしゃれなデザインで満足するかもしれませんが、実際に課題が改善されないケースもあり、後でデザインの変更を行うのは困難です。

リニューアルの目的を明確にして、必要なユーザビリティを担保した上でデザインを調整するのが、リニューアル時の正しい流れだといえます。


4-3. SEOへの取り組みを忘れない

SEOへの取り組みを忘れないことも、リニューアルで失敗しないための大切なポイントです。具体的に、以下の点に注意してリニューアルを進めるようにしましょう。

  • タイトルタグやコンテンツを大幅に変えない

タイトルタグやコンテンツを容易に変えると、検索結果に悪い影響を及ぼす場合があります。 すでに成果の出ているタイトルやコンテンツはそのまま残すなど、検索エンジンの評価を意識してリニューアルを進めることが大切です。

  • URLが変わる場合は301リダイレクトする

以前のコンテンツを新しいホームページに移行させURLが変わる場合は、301リダイレクトで情報を引き継がせるようにします。

旧コンテンツを単純に削除してしまうと、検索エンジンの評価もリセットされてしまいます。 301リダイレクトを設定するのは、旧URLページの評価も引き継いで、検索順位が下がらないよう対処するのが狙いです。

また、旧URLをブックマークしていたユーザが、リダイレクトで新しいホームページにたどり着きやすくなります。

  • ページを削除した場合は404を設定する

リニューアルにともない不要なコンテンツも発生します。 この場合は、削除したページを新しいホームページのトップページにリダイレクトするのではなく、404を設定してコンテンツが削除されたことを伝えるか、別のページへ誘導するとよいでしょう。

リダイレクトをする際は、リダイレクト元とリダイレクト先が同じ内容のページである必要があり、安易にトップページなどにリダイレクトさせるとSEOに悪影響を及ぼします。


4-4. リニューアル後のホームページを放置しない

リニューアルで失敗しないために、リニューアル後のホームページを放置しないことも大切です。リニューアル後にするべきことには、以下のようなものがあります。

  • 計測タグやSEO評価に問題がないか確認する

リニューアルにともない計測タグが外れたり、SEOの不要なインデックスが残っていることがあります。 必ず目視で確認するようにしましょう。

  • プレスリリース・SNSなどで告知する

プレスリリース・SNS・メルマガなどでリニューアルしたことを告知します。 リニューアルのコンセプトなどをメッセージとして発信することで、見込み客へのアピールにもなり、ビジネスチャンスを広げることにつながります。

  • 目的を達成しているかモニタリングする

リニューアル後は、事前に決めておいた目標(KGI)を達成しているか、定期的にモニタリングすることも大切です。 達成できていない場合は、原因を追究して対策を講じるようにします。

ホームページの作成やリニューアル後は、保守・運用も必要不可欠です。 ホームページの保守・運用についてさらに詳しく知りたい方は、「ホームページの保守運用は必要?作業内容や外注時の費用相場とは」をご覧ください。


5. ホームページリニューアルの費用相場は?

見積もり書と電卓、HOW MUCH?と書かれたブロックのイメージ

ホームページリニューアルの費用相場は、リニューアルの範囲や作業の内容などで大きく異なります。 また、依頼する制作会社によっても見積金額が変わってくるでしょう。

ここでは、費用目安を知るために、規模別のリニューアル費用相場とリニューアル費用の内訳をまとめます。


5-1. 【規模別】ホームページリニューアル費用相場

ホームページリニューアルの費用相場を規模別にまとめると、以下の通りです。

  • 小規模リニューアル:50~100万円

新たなページの追加やシステム・機能の追加を行う際の費用目安です。 小規模サイトではサイト全体のリニューアルができる場合もありますが、基本的には限定的なリニューアルだといえます。

  • 中規模リニューアル:100~1,000万円

大がかりなシステム・機能の改修・追加およびデザインの変更などを行う際の費用目安です。 ブランディングやSEOなどを本格的に行う際も、専門的な知識・ノウハウが必要になるため、作業量に応じてこの価格帯になると予想されます。

  • 大規模リニューアル:1,000万円以上

デザインの一新・新機能実装やシステムの刷新など、大規模かつ自由度の高いリニューアルを行う際の費用相場です。

上記に加えて、ページ数や工期もリニューアル費用に大きく影響を与えます。 改修内容に対して制作工期が十分に確保できない場合、人を増やす必要がありますし、残業や休日対応も発生するかもしれません。


5-2. リニューアル費用の内訳

ホームページのリニューアルには、さまざまな作業が発生します。 リニューアル費用は、作業項目ごと、または各作業に必要な労働力に基づいて人日単位で見積もりを出します。

リニューアルで行う作業内容を把握することで、リニューアル費用の目安を把握できるでしょう。 ここでは、主な費用の内訳をまとめます。


5-2-1. ディレクション費用

Webディレクターが行う、プロジェクト全体の進捗管理にかかる費用です。

ホームページリニューアルには、Webディレクターの他にもWebデザイナー・システムエンジニア・ライター・カメラマンなど、さまざまな役割のスタッフが関与します。

Webディレクターは、各スタッフのスケジュールを管理したりクライアントと交渉したりするなど、関係者全員とコミュニケーションを取りながら、プロジェクトが円滑に進むための多岐にわたる作業を行います。
また、「リニューアルの目的から逸れていないか」「機能は正しく作動しているか」など、品質面でのチェックも重要な仕事です。

ディレクション費用の相場は、見積総額の10~30%です。 リニューアル費用の中で大きな割合を占めますが、プロジェクトの成否にかかわる重要なコストであるといっても過言ではありません。


5-2-2. 要件定義費用

プロジェクトの目的や目標、要件整理、工期・スケジュール・費用・情報設計(ワイヤー・構成案作成)などにかかる費用です。 実制作(デザイン)に着手するまでの仕様決めにかかる費用がこちらに含まれます。 打ち合わせや定例会の費用もこちらに含む場合が多いです。


5-2-3. デザイン・コーディング費用

視認性や操作性に優れたデザインを作成するための費用も発生します。

特にユーザが第一印象を抱くトップページは、ホームページの顔となる重要な部分で、デザイナーが力を入れて作成するため費用は高くなります。下層ページはトップページと比較して安いことが多いですが、凝ったデザインやイラスト作成等で作業工数が増える場合は、それに比例してコストもかさんでしまうでしょう。

デザインをもとにプログラミング言語でソースコードを書く、コーディング作業の費用も発生します。 費用はページ単価で計算されることが多いです。


5-2-4. テスト費用

リニューアルが終わった後に、ホームページが問題なく動作するかテストするための費用です。具体的には、以下のような項目をチェックします。

  • 表示やリンク・挙動は正しいか
  • 問い合わせフォームなどのコンバージョンポイントの動作や情報連携が正しいか
  • スマホやタブレットなどデバイスごとにホームページが的確に表示されるか
  • Google ChromeやSafariなどブラウザ固有のバグが生じないか
  • WindowsやMacなどOS固有のバグは生じないか

これらのチェックを、複数人の手と目で細かい項目に分けて実施します。 地味で時間を要する作業ですが、公開後のトラブルはホームページの信用にかかわるため、手を抜くことのできない重要な工程です。


5-2-5. コンテンツ制作費用

ホームページに掲載するコンテンツを制作会社に依頼する場合にかかる費用です。

ブログ記事や写真などを自社で用意することも可能ですが、SEO対策を意識してコンテンツを作成するにはノウハウが必要です。 良質なコンテンツを作成して、SEO効果を高めたい場合は、専門業者に依頼するのがよいでしょう。

コンテンツ制作費用は、テキストや動画など種類によって異なります。 テキストの場合はページ数や文字数、動画の場合は時間に比例して金額が高くなります。 また、撮影や取材を必要とするコンテンツもあるでしょう。

コンテンツマーケティング全体の戦略計画を依頼する場合は、さらに高額になると考えられます。


5-2-6. 運用・管理費用

リニューアル後も、ホームページの運用・管理が必要です。運用・管理の作業内容には、以下のような項目があります。

  • サーバー・ドメインの維持
  • 障害への対応
  • コンテンツの更新
  • CMSのメンテナンス
  • セキュリティ対策
  • 集客コンサルティング

ホームページの作成・リニューアルを制作会社に依頼する際は、運用・管理にも対応しているか確認するとよいでしょう。 また、業者によって対応できる項目が異なる場合もあるため、どこまで対応できるか、費用も含めて確認しましょう。


6. ホームページリニューアルのご相談はサービシンクまで!

株式会社サービシンクのオフィス受付

ホームページリニューアルの成否は、依頼するホームページ制作会社にも大きく左右されます。 私たち、株式会社サービシンクは戦略・企画のご提案から公開後の運用保守、改善検証までトータルサポートを得意とするホームページ制作会社です。

リニューアルを検討している企業様に関しては、目的を明確にしたうえで、既存ホームページの分析を行い最適な課題解決方法をご提案いたします。


サービシンクのサポート例

  • サイトが老朽化してきた

既存サイトの目的やKPIを明確にして、「本当にリニューアルが必要か」「より効果的な手段はないか」を一緒に考えます。 競合サイトの調査・分析やアンケートを実施するなどして、最適な課題解決方法を導き出します。

  • コンバージョンが少ない

情報の見せ方や導線に問題があるなど、コンバージョンが少ない原因はさまざま。 アクセス解析・競合比較・アンケート調査などを実施して、原因を明確にしてから改善施策をご提案いたします。

  • 既存の機能に不満がある

パッケージされたCMSを導入していると、希望通りの機能が実装されていない場合も。 機能の追加開発や、必要に応じてスクラッチ開発にも対応しています。

ホームページリニューアルは、既存ホームページの見直し・改善を得意とし、提案力に定評のあるサービシンクまで、お気軽にご相談ください!


7. まとめ

ホームページリニューアルは、目的を明確化することで、社内が抱える課題解決につながります。

目的を明確にしないままリニューアルに着手すると、「デザインに固執してユーザビリティが悪くなった」「リニューアル時に直しておけばよかった問題点が後になって見つかった」など、期待していた結果が得られないリスクも。

繰り返しになりますが、リニューアルで失敗しないために以下の4つのポイントは以下です。

  • 要件定義でリニューアルの目的を明確にする
  • デザインだけに重点を置きすぎない
  • SEOへの取り組みを忘れない
  • リニューアル後のホームページを放置しない

サービシンクは、既存ホームページやシステムのお悩みの無料相談を実施しています。 リニューアルを検討の際は、ぜひサービシンクの無料相談・サイト診断をご利用ください。

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