ホームページ効果で人件費の削減・人的資源の効率化につなげるには?

COSTの文字をハサミでカットするイメージ

ホームページが持つ効果には主に、自社への反響の増加・自社のブランディング・人的資源(リソース)の効率化があります。

しかしホームページを運用しているにもかかわらず、なかでも人的資源の効率化につながっていない方もいらっしゃるのではないでしょうか? その場合には、顧客との接点を減らす、顧客が自己解決できる環境を構築するなどの施策が必要でしょう。

この記事ではホームページを活用し、人的資源の効率化につなげるための施策について解説します。

 


1. ホームページがもたらす効果とは?

ビジネスの目標と成功をイメージした山のイラスト

収益につながるホームページを制作するためには、多くのリソースが必要です。 また公開して終わりではなく、分析や施策を繰り返し、運用しなければなりません。

多くの手間が必要になるホームページですが、適切な運用ができれば得られる効果は非常に大きいでしょう。 どのような効果があるのか、主に3点についてご説明します。


1-1. 人に代わって営業してくれる、問い合わせ獲得ができる

ホームページは営業ツールになります。
検索して訪れたユーザに対し、自社の存在や提供する商品・サービスの宣伝や営業をしてくれます。 営業時間に縛られることがないため、24時間365日休まず自社をアピールできるでしょう。 ECサイトなどでは、ホームページ内で実際に商品やサービスの購入・利用も可能です。

ホームページを営業ツールとして活用するためには、ホームページを訪れるユーザを増やさなければなりません。 また、訪れたユーザが顧客となるようなホームページにしなくてはならないでしょう。 ホームページの反響を上げる方法について詳しく知りたい方は「【プロ直伝】不動産ホームページの反響を増やす施策とは?」をご覧ください。


1-2. ブランディングができる

ホームページを利用してブランディングができます。

多くの人にホームページを見てもらえれば、自社や商品・サービスに対する認知度が上がります。 自社ブランドの世界観をデザインに盛り込めば、視覚的に伝えられるでしょう。

ホームページ内に口コミや受賞歴などを掲載すると、信頼醸成につながります。 また、サービスや商品への思い、担当者の人となりを伝えるとファンを獲得しやすくなります。

ブランディングにつなげる方法について、さらに詳しく知りたい方は「ホームページ強化でWebブランディングを成功させる3つの施策」をご覧ください。


1-3. 人的資源(リソース)の効率化につながる

ホームページを適切に運用できれば、人的資源の効率化につながります。

顧客に対して1つずつ説明しなくても、ホームページが営業に代わってサービス説明をしてくれます。 よくある質問に対して情報をまとめれば、問い合わせへの対応を最小限にできるでしょう。 また、システムと連携させれば、手作業で管理していた顧客情報を自動で管理・更新できます。


2. 人的資源の効率化を実現するホームページ施策とは?

人材の選択

ホームページの効果として「人的資源の効率化」を挙げましたが、どのような施策をすれば効果を最大限引き出せるのでしょうか? さまざまな施策が考えられますが、ここからは4つの施策についてご紹介します。


2-1. サービス理解を促す情報を拡充する

ホームページ内に掲載するサービスや商品情報を充実させましょう。
商品やサービスに関する質問への対応を減らし、ホームページを営業ツールとして機能させるためには、サービスや商品情報が十分含まれている必要があります。

商品やサービスの基本情報はもちろん、利用するメリットや顧客が得られるベネフィットもしっかりアピールしましょう。 メリットばかり主張してしまいがちですが、ベネフィットをユーザに伝えることは非常に大切です。 ベネフィットを主張することで、商品やサービスを利用した後の変化や結果を具体的にイメージできます。

また、商品やサービスを利用するイメージについて、画像などを用いてよりユーザに伝わるようなコンテンツを取り入れましょう。 どのように使うのかわからない、どのようなステップで利用するのかわからないと、ユーザは不安を感じCVへとつながりにくくなります。


2-2. 不安払拭コンテンツを拡充する

サービス情報と同様に不安払拭コンテンツも拡充するようにしましょう。
問い合わせや購入の障壁になる要素を想定し、それらを払拭するコンテンツを用意するとよいです。 特に取り入れたいコンテンツは、次のようなものです。

  • 費用
  • 競合優位性
  • 品質や信頼情報(口コミなど)
  • FAQの充実
  • 発注の流れ・納品までの流れ

費用は追加費用が発生するのかどうか、発生するのであればその条件について詳しく掲載されていると、ユーザは安心して購入や利用を検討できます。

また、競合優位性は他社ホームページと比較させないためにも重要なコンテンツです。 顧客は商品やサービスを利用するとき、よりニーズに合ったものを求めます。 その際、競合他社の商品などと比較して検討することになるでしょう。 ユーザが他社と比較するためにホームページを行き来する手間を省き、自社商品とサービスをさらにアピールするために競合優位性の掲載はぜひ取り入れたいコンテンツです。

FAQを充実させれば、顧客を待たせることなく問題を解決できます。 チャットボットの導入なども良いでしょう。


2-3. CRMツールを導入して連携する

CRM(Customer Relationship Management)は、顧客情報や商談状況など「顧客管理」のことを指し、 以下のような機能を持っているツールが多いです。

  • 顧客管理機能
  • 商品管理機能
  • 問い合わせ管理機能

顧客管理機能は、顧客とのやり取りにおける履歴が残せます。 顧客情報をあらかじめ連携させたWebフォームへ自動で入力する機能もあります。

商品管理機能では、商品の売り上げや在庫データの把握が可能です。 販売や仕入れの効率化ができるでしょう。

問い合わせ管理機能は、問い合わせが履歴に残せるため、FAQコンテンツを充実させる際に役立ちます。

例えば、顧客情報をエクセルなどに手入力で管理している場合、CRMツールとWebフォームを連携させることで自動で登録できるようになります。 更新についても入力作業が必要最低限になり、人件費削減につながるでしょう。


2-4. 管理画面やシステムを最適化する

管理画面やシステムを最適化しましょう。
ホームページの更新は、手間が取られる作業の代表格です。 最適化されていない管理画面を使っていると、二重作業が発生していることも少なくありません。

また、マニュアルの更新なども手間の1つです。 更新されないまま放置されている場合もあるのではないでしょうか。

ホームページの管理画面の項目などに説明書きがあれば、簡易マニュアルを整えるだけで十分になるかもしれません。 場合によっては、マニュアルが不要になる可能性もあります。

さらに、アカウントの情報変更や会員の退会手続き、暗証番号の変更手続きなど、ホームページ内のみで可能な手続きを増やすシステム改修も有効です。


3. まとめ

株式会社サービシンクのオフィス受付

ホームページの効果を最大限引き出せば、商品やサービスの購入につながるだけではなく、人件費や人的資源の最適化が可能です。 そのために、顧客自身で疑問を解消できる環境やシステムの利用などが必要です。 自社のホームページを見直し、コンテンツや仕組みを最適化させましょう。

しかし、さまざまな改善策を実施したのに、期待するような効果が得られず悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか? ぜひ一度「サービシンク」へご相談ください。

ホームページが抱える課題について、プロが無料でご相談をお受けしています。 具体的な課題が見つかっていない方や、ホームページ運用に対するアドバイスが欲しい方も「無料相談・サイト診断」へお気軽にお問い合わせください。

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